人となり


「人となり」そのものが、運命・宿命であるそうです。
そして、「運命・宿命」は今生の人生のテーマ、目的であるそうです。
                 (バシャールより)

「人となり」と言う言葉も、立ち止まって考えてみると
一体どんな意味なのでしょう。


「“人と成る”という表現から来ており、その人物を形成する要素を示すための言葉なのです。

生来の、生まれ持った人の素質や性質を示すもので・・・」

と言った解説がなされていますが、

何を備えていれば、人と成り得るのでしょうか。

どんな素質や性質を携えていれば、人と呼ばれ得るのでしょうか。

自分は、他のどんな生命体でもなく
「人」であると、言い得るのでしょうか。

自分が「人」であると思い込んでいる、
自分を構成する素質は

ある時一瞬にして崩壊してしまうものかも知れない。

素質は、前世から受け継いだ
それまでの魂の歴史から構成されたものかも知れない。

その人が存在している、と思える
そう見える、そのもの全体が、

その人の、今生きていると云う事の全てで
その人を、人生を語っている。

その人の人生は、いつも顕わになっており
裸同然で、この社会で、この地球で
この世界で、繰り広げている。

何かそう言った、おぼろげな
あやふやな、
宇宙の深淵に触れたような気になっていたりするのです。

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