過ぎ越し

バタバタと慌ただしくなって来ると
いつもなら 冗談と
笑って済ませる事でも
無性にイラッとしたり
傷付いたりしてしまいます。

そんな時でも
笑い飛ばせるほどの機転がきけば

私の人生
きっと 違ったものになって行くのです。

悪気があって言ったのじゃない
わざと 何か魂胆がある訳じゃない

そんな分かり切ったことに
凹んでしまうのは

私の 度量が小さすぎる為なのだ と
いつも 行き着く処は同じです

こんな 年の瀬になって
憂鬱になった気分のまま
年を越すなんて最悪です。

いつの間にか
お馴染みの雰囲気にのまれ

ぐるぐると巻かれて行くくらいなら
とんでもない おとぼけで

年越しした方が
余程か 私らしい
過ぎ越しの様です。

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