嫌い

何万回もの「好き」と云う文字の中に

たった一回の「嫌い」の文字が
何時までも 心のざるの目にひっ掛かり

幸せだとか 喜びだとか
感じる事も出来そうな

桃色 ピンクに 膨らみかけた
光の世界を 押し潰してしまう

「一体何が嫌いなんだろ」
「私の何が癇に障るんだろ」と

思い巡らしてみたって
返事が返って来る訳じゃない

からかっているだけなのか
冗談なのか

憎しみだとか 嫌悪感

傷付けられたとか
苦しんだとか

誰でも 拒否され 否定され
拒まれたり 遠ざけられたり

そんな痛みのセンサーは
何よりも敏感に反応してしまう。

自分を認め 受け容れてくれる事を
誰もが望んでいる と

信じてるのだけど

そうじゃない事だって
あるのだろか

それこそ 弱者の 甘ちゃんの
言いそうな事だと

笑い飛ばされてしまうのだろか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?