私は こんなものでした
私の器はこんなもんじゃない と
許容範囲は無限に広がって行くのだと
自分を激励し、変わろうと
幾ら思ってみても
それこそ儚い夢のまた夢。
本質はちっとやそっとで
変わるものじゃない。
洗脳され 囚われ
ひれ伏してしまった魂は
いつまでも思考回路を修正出来ないでいる。
願望や期待で築き上げられた架空の塔は
いとも簡単にガラガラと崩れてしまうものなのだ。
其れなのに、其れなのに
いつまでも幻想に、妄想に
しがみ付いている方が可笑しいのだ。
もういい加減に、私はこんなものなのだ と
手を放し、変わろうとするふりを
諦めてしまったらいいのだ。
その方が 誰にとっても無害で
愉快で 平和な心が戻って来るのだ。
自分が 思いっきり情けなくて
どうしようもなくて
こんな日は
ぬくぬくのミルクティーをたっぷり飲んで、
お布団かぶって 寝てしまうのがいい。
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