発信

同じような発想から出発しても、
人それぞれの展開の仕方で、その後に広がる世界は
驚くほど異なってきます。

生れ育った環境から、その人格を築き上げて来た
その価値観や時の動き、出会う全てのものの違いから
全く違うその人のみの表現の仕方が生まれて来ます。

それによってある人は桧舞台の見世物に祭り上げられ、
ある人はひっそりと路地裏の日陰者で終わってしまうこともあるのです。

それを悲しいと、淡々と、又歓喜にあふれて受け取るかは、
また　その人の人生なのです。

でもふと立ち止まって、或いは他の人から見れば、
どちらが良い悪いではない。
どちらも、人それぞれの人生としか映らない。
そう云う事かも知れません。

何事もそれなりのものが返って来る。
何につけ自分の発したものに見合ったものが返って来る。

大きければ大きいなりに。
小さければ小さいなりに。

そうであれば、いつでも喜びを
いつも笑顔を、愛を、豊かさを、
発していける人であればいいな、と思います・・・