一からのエネルギー

一本のペンが世界を変える。
一つの言葉が人々を揺り動かす。
一つの音楽が世界を虜にする…。
どこかで聴いた言葉です。

でも、「あっそう。 それがどうした」
と言う感じで、特に自分の何処とも繋がらない。
何の接点も感じられない。
そんなお題目ばかりの様にしか思えない。

だけど、自分の創った大きな壁も、
最初の一手を加えなければ崩すことも出来ない。
いきなり致命的なパンチでなくても、
平手打ちでも拳固でも、今の自分に出来る最初の”一手”。

どんなに遠く思える道の先も、
とにかく一歩を踏み出さなければ行きつけない。
どれ程絡んでしまった糸の先も、
巨大な雪だるまになってしまった恨みや憎しみでも、
とにかく一つ、いまの”一”から、
それだけは解る。…気がする。

だから、…だから、今自分の”一”を覚悟して、
始めるエネルギーは途方も無く大きいのだ。


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