中庸である

驚くほど過激な人生を生きた人もいるのだ。
信じられない程、家族を血族を、地域を、国を、世界を
しょって立つ程の人生は、
波乱万丈と云った言葉だけでは言い尽くせない程かもしれない。

私はごく普通の ミーハー的な人生を生きて来て、
今も何処にでもあるあれやこれやの雑事の中で
結構「波乱万丈」の人生だ。等と思ってみるけれど、
大した事ないじゃない。 問題外だと呆気にとられそうなものに過ぎない。

私は未だのほほんとTVを見、ドラマを楽しみ、
音楽を、映画を見て聞いて、泣き笑いしている。

それが悪いとは思わない。
あの人がああだから、自分はこうだから、と
悲観する事も必要ない。

それ程過激な人生には、多大な栄華もある代わり、
巨大な不運も訪れる。

中庸である事の難しさ。
バランスを取りながら、過不足なく生きる事の大切さ。

欲と傲慢さの消える事の無い私には、
自分を思い知り、振り返ってみる為に
大きな存在なのかも知れません。

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