詩が あった
学生の頃
詩を読み上げてぼろぼろと泣いていた事もあったのだ。
心の震えが止まらなくて
おいおいと 声を上げて泣いていたりしたのだ。
今 同じ詩を読んで
心が震え おいおい泣くとも思えない。
だけど まだ
心を震わす言葉があるのだ。
呼びかけ、目覚ます言葉があるのだ。
新しい言葉が生まれて来る。
それが 美しく
真実から出た言葉で
謳う様に
流れる様に
光の粉の波動となって
人の心に届けばいいな、と思う。
そんな詩が、
そんな言葉が
今もあるだろか。
私は、
手にする事が出来るだろか。
私にも、
謳う事が出来るだろか。
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