SANTA日記 「ある日」
「はあ~」「いい気持」
Santaは三角山の天辺で熱ーいお風呂に入ります。
天然岩にもたれ、見上げると 満天の星。
” 今 ”が無限の時空へと拡散し、
時折遥か天空から 灰色うろこの静寂がほわほわと
ただ しんしんと降りてくるのです。
三角山の麓には暗黒の海原に
点滅する 電光のきらきらが
まるでUFOの降り立つ基地のように
闇の底に浮かんで見えるのです。
santaはすっぽりと お湯の中に沈みます。
すべて溶けてゆくように と
すべて 星屑となるように と・・・
{続く}
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