やっと今

今少しずつ、意識は肉体と離れて行こうとしている。

肉体にまつわる諸々の感覚も感情も
もう私には関与無く、無縁のかけ離れた意識だと
ふと思えることが多くなりました。

それよりも、少しでも自分を解き放つこと。

周りの愛する人達に、
愛してくれる人達に

心配や不安、不快感や嫌悪など、
少しでも抱かせる事無くなるなら、

私は喜んで自分の肉体を差し出すことが出来る。
自分の肉体だと思っていた意識の器を、
この大気の中に、共に感じることが出来る。

そんな風に感じることさえ出来るような気がし始めています。

私は大地と共にある様に、裸足の自分で居たかった。

大気と共にある様に、風の衣で居たかった。

靴を履き、ベルトで縛り、首を締めるタイもリボンも
もう必要ないと思えて来ているのです。

私はやっと私に還り、
真実と云う光の方へ
少しだけ近付けた様な

そんな　気になったりしているのです。