知能検査と発達障害
少し前にWAIS(ウェイス)という知能検査を受けた。
IQテストの超詳細版のようなもので、様々な項目で自分の得意・不得意が分かるという。
指数の各項目で30ポイント以上の差がある人は全体の5パーセント以下だそう。能力の偏りがある人は、ADHDやASD、つまり発達障害の傾向があるとのこと。
私はいつもぼんやりとした生きづらさを感じていて、多くの人ができることができない。
一番苦手なのは「暮らすこと」。
暮らしって、同じことを丁寧に重ねていくことだ。
掃除、片づけ、料理に洗濯。なるべく同じ時間に寝て起きる、など。
一つ一つの動作はできるけど、それを継続できない。
早朝に目が覚めたかと思えば、早朝まで眠れない日もある。
だから、私の生活は、毎日海外を飛び回っている人のように、万年時差ぼけ状態。
それに家はいつも荒れ放題で、狭いワンルームの中で、あらゆるものに足が生えているみたいに行方不明になる。
じっと座っていられないので、オフィスワーク全般が向いていない。
多分、私は発達障害の傾向があるのだろう。
分かっていても、得意・不得意が、数値ではっきりと表されることにちょっと不安がある。
自分の中でぼんやりさせて向き合ってこなかったことに直面させられることになるから。
それでも、今回は検査を受けた。
不得意が分かっても、それが得意に変わることはないが、明確化することで、不得意を避けやすくなると思ったから。
得意を生かす方向に舵を取りやすくなるから。
ちょっとドキドキしながら結果を待っている。
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