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水戸との遭遇#01水戸の城下道・上市編

きっかけ

2月下旬、水戸についてのブログ「みとぶら」の管理人でパパ友の加藤さんがFacebookにて「水戸マニアの会」みたいなことをまたやりたいなあ、という投稿をされていたのを見つけたのが今回のコトと発端。今年に入ってから「とにかくまず動こうぜ」的な話を散々聞いてきたことから、即座に「じゃあやりましょう!いつやりますか?」と持ちかけ、加藤さんとの話題でよく上がっている「道との遭遇」(CBC制作)にインスパイアされた街歩きを開催することになりました。題して「水戸との遭遇」。(「ブラタモリ」の時代は終わった!)

※「道との遭遇」は中部圏でなくてもTVerで無料で観ることができます!

ちょっと準備期間が短いような気もしなくもなかったですが、加藤さんは相当蓄積あるし、私も場数だけは踏んできたので(下記参照/記録が残ってないですが、この他に「門」編とか、(上市だけ)旧町名石碑全巡りとか、着物で歩くとか、色々やりましたなあ)、まあどうにかなるでしょう、ということで、3/17に開催日を定め、テーマを「城下道」としました。

準備

加藤さんが資料の制作を進める間、私は人集めと参加者の管理のため、FacebookグループとPeatixの設定。参加者数は、経験則に加え、2月に参加した小田原の街歩きなどから、スタッフ2名だと15名がやはり限界と判断しました。(結果、申し込めなかった方、申し訳ありません。)

コースについては、Googleマップのマイマップに案をプロットし、加藤さんの要望を確認したり、大まかな所要時間を把握したり、私が補足する場所を確定するなどもしました。

※↑実際に歩いたコースとは少し違うところがあります。

私の分の説明は、主に銀杏坂と水戸駅に関するところと、梅香トンネルに絡めた風水の話になったので、こちらも作業。幸いにも昨年夏に蔡國強「水戸風水龍脈図」が約30年ぶりに公開され、その際に勝手に解説会を開催していたことから資料はバッチリ。
デジタル派の私は通常ならスライドを入れたiPadで説明するところなのですが、子どもに譲った直後だったため手元にiPadがなく…ということで、使う資料を10枚に絞り込み、近所のセブンイレブンのネットプリントでP/Oして、キングジムのコンパック(A3用)に入れて持っていくことにしました。

(もうちょいページ数があるといいんだよなあ。)

そのほかの準備としては、ガイド時の音声。持っていたポータブル拡声器を久々に引っ張り出して充電。コイツ、丈夫で使いやすいです。(ただし、今回はあまり役立たなかった?)

街歩き当日

水戸駅の改札で遭遇した前職の後輩君のお悩み相談?をした後、協同病院南側の道路の整備により「藤田幽谷生誕の地」の石碑の位置が変更になっていないかだけ確認。

位置の移動はなく、ホッとしました
別のヤツの位置は変わってましたけどね!

そこから軽食の場所を探し求めてくろばね商店街を抜けようとしたところ、新しくコーヒーにこだわったカフェができていたのでベーグルをいただくなどして集合場所へと向かったのでした。

カフェの名前はMOOD COFFEE&ESPRESSO
外国人の女性が入ってきたりして、一瞬ここはヨーロッパかと思いましたが、目の前の富士食堂がそうではないことを教えてくれましたw
富士食堂も皆様どうぞよろしく

さて街歩きは…

道との遭遇キャップ、買ってるんかい!w
梅香トンネルを抜けてそろそろ疲れてきてますが、実は距離的にはようやく半分を過ぎたあたり
ここの右側の道路は藤坂町
名前の元になった藤坂はいったいどこなのか?

…あまり写真が撮れてないですねσ(^~^)
移動中はクルマに気をつけたり、信号で列を制御したり、軽く補足したりしていたので、意外に忙しかったりします。(参加した方、後で写真ください!それから、私がイイ男に写っていたりするものもここに追加しますw)

感想と反省

結局30分押しになってしまいましたが、久々の街歩きは無事終了。
これまでの街歩きに参加してくれた方の参加が多く、皆様「お客様」ではなく「参加者」ムーブしてくれたので、非常にやりやすかったです。逆に言えばそれに助けられたところもあって、例えば「上市」という土地の通称も水戸の中心部の人以外はわからないわけで、市外・県外の人たちにも面白がってもらえるようにするためには、もうちょっと前提となる知識がなくてもいいような説明をしないといけないですね…

他の反省点としてはやはり音声でしょうか。話者を中心とした人の輪全体に音声を届かせるためには、やはりワイヤレスガイドがほしいところですが…

10台+話者+スタッフ分とか揃えると、価格も30万円を超えてくるんですよね…団体作って稼ぐか、クラファンか、あるいは…ポポポーンと寄付してくれる方、お話お待ちしてます!(ちなみに、小田原の街歩きでは、ワイヤレスガイドシステムが使われていました。)

今後

さて、次の企画もやるつもりですが、まだ詳細は決めていません。(もうちょっと所要時間を短めにして、水戸駅から千波湖方向に向かうとか…)決まり次第お知らせしますので、ぜひFacebookグループ「水戸との遭遇」か、Peatixのグループをフォローください。

それとは別に、友人から個人的にリクエストをもらっているので、4/27に私単独で終わった後の打ち上げアリで少人数でやりたいなーとは思っています。(参加したい方は早めにご一報ください。)

また、今回強めに推奨した水戸の城下町マップの眺め方のレクチャー会を座学でやってもいいかなーと思っております。(このマップ、おそらく個人では自分が一番多く購入していると思う!)

3/29-31に水戸駅南口で日本酒Bar vol16を開催するそうなので、酒をいただきながらゲリラ的にやってみるかも。ということで、みんなで日本酒飲もうゼ!

…とまあ、ややテンション高めに書いてみましたが、ちょっと落ち着いて…
先週柳瀬博一さんがおっしゃっていたとおり、ここから先の時代は、物理的に置き換えられないものに価値が生まれる。そして、そのひとつが「リアルでオールドな街」。
水戸はそのような街になれると思う一方で、少しずつ壊れてきていることをずっと感じています。そのような認識の中での「街歩き」は、自分の中では楽しくやれる抵抗手段。水戸に可能性があり、賛同してくれる方がいる間はやっていきたいと(今は)考えているので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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