手芸≠美術作品として承認されにくい件
わたしは『いい大人』になってからまた美術を志すことにした時、自分の強みは何なのかに真摯に向き合った。背伸びせず、自分しか出来ないと思い切れる手段として『手芸』の中でも『編むということ』を選んで制作をし始めた。
『現代手芸講』 上羽陽子・山崎明子編
【美術作品が手芸的な、あるいはファッション的な要素を持ち合わせているときそれは美術作品として承認されにくくなるだろう】
こんな本を見つけて読んだ
“手芸 ≠ 美術作品として承認されにくい”
まぁ、ジャンルがないなぁと悩んだ時点で
薄々わかってたけど、なかなかに茨の道を
選択してる模様(笑
手芸=自分の人生くらい
物心ついた頃からずっとのお付き合い
わたしにとっては「欲しいものを手に入れる」
「ものを生み出すこと」の手段が「手芸」だったので
手芸というファンシーな「趣味趣向」なふんわりなことではなく
幼い頃からやっぱり「切実な何かの追求」でしかなかった
と思う
本に言及されてるようなことを
無意識にやったり考えたり取り入れたりし
この十年は意識的にほぼほぼここに
書いてあることと向き合ったり
違和感や反発心持ったりしたことを確認し
さらに自分の立ち位置や志みたいなものを再認識した
そして、それは本には全く書かれてはなかった
こういう議論があるってことは
可能性は大きいし伸びしろもある分野とも言える
成功すれば先駆者になれるじゃん!ねぇ(^ー^)/
(沖潤子さんが居るけど✨)
(そして何故か?本の中で触れられてないけど)
“わたし来てるかも?” と思うことにしておく(笑
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