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観音寺自動車学校へ行ってきた

独立を機に、一気に「足問題」が加速していた。
どこへいくにも「このデカイ機材、大量の美術をどうやって運ぶ、何なら持って行ける?」「この場所には誰が何でいく?」という話。

遠征するには常につきものだったけれど、会社だったり、団体にいると、自分で手配する必要もなかったので、独立以前の自分には、運転免許の必要性というのはほぼなかったし、時間がなさすぎて免許取りに行くなんて頭にならないほどだった。

そうしてずるずると独立から5年以上、免許なしで粘ってみたものの、やはりあると便利という気持ちも確信に変わり、いよいよ免許をとることにした。

噂レベルではあったものの、コロナ禍で教習所も混んでいる(コロナ禍で移動手段として車欲しい乗りたい人が増えたとかで)有料オプションをつけないと免許の取得まで、かなりの時間がかかる説、を色々な人から聞いて、それならば合宿だ、と踏み切った。あとで教習所の教官が言っていたのだけど、教習所の業界全体の売り上げ的に、やはり上がっているらしい。

もともと免許取りたいとか車運転したいモチベーションがあまりない私は、せっかくいくなら楽しい方が良いだろうと、楽しげな検索ワード(温泉、海等)を追加して、検索をかけると、出ましたよ「観音寺自動車学校」

海辺にたたずむ綺麗な寮と温泉入り放題、温泉施設でのご飯の口コミもよし。おまけに、通いに比べて10万円以上安い。そして何より早い!

もうここしかないぞ、と、直接自動車学校に連絡し、希望した最後の一枠を無事ゲットしました。

そして入校2週間ほど前から、体調チェックを記入し、晴れて入校。
私は直前に個人で、抗原検査や、PCRも受けてからいきました。

入校日のメンバーの中では、おそらく最年長。3日目くらいまでは、「大人なのだから、一人でもしっぽりと確実にとるぞ」と心に決めながらも1日が長い、、と少し途方にくれました。

そんなおり、不意に25歳の女の子と仲良くなり、その女の子が仲良くなった22歳の大学生の女の子とも仲良くなり、不思議な意気投合をして3人でワイワイするようになり、遅れてきた学生生活のようなバッチバチに楽しい合宿になってしまいました。(ありがとーーーー)

私は到着早々、一人だけ呼び出され旧館の寮に連れていかれ、(他はみんな新館。綺麗で広い方。)女子寮の一人部屋に入ったのですが、最初の1週間は、二階のフロアに滞在者が自分しかおらず「気楽。ラッキー!」といっていたら、話をする人みんな「寂しいね」「怖いね」と言い出すので、だんだん怖くなり寂しくなり、集団の恐ろしさを痛感しました。

寮からみた海の眺め
(謎の生き物が何かを待ちわびている。。)



時間割



仮免後に、調整が入って後半はこの通りではなかったのだけど、概ね履修のペースはこんな感じでした。

生活に慣れるまでがロウペース(昼から温泉に入る余裕がある)仮免取得後から時間的に詰まってきますが、仮免取得後の後半の方が精神的なゆとりがありました。

ついた初日からいきなり普通車の運転があったりして、さすが合宿!な時間割です。仮免の検定後翌日から路上教習(だった気がする)で、路上に出てすぐに、自転車に乗ったおばあちゃんが、脇道から入ってくるや否や後方確認なしにドリフトからの転回を決めて来て、早速トラウマ級の体験があったり。

「これは教習所のサクラでしょうか」と教官に聞くと
「違います。これが香川県です。」という謎の返答に困惑しながらも、その後は無事初教習を終えました。

そんなこんなありながら、順調に卒検まで合格しまして、帰ってきてその週に本試験も受け合格し、無事免許ゲットできました。

2週間の荷造りをして、荷造りって旅の面白さが結構入ってるなあ、と思ったところから、いろんな人の荷造りが気になったりしたので、荷造り(旅の荷物解体)特集してみたいです。


最後に本試験の結果の紙にいただいた新しいお名前見せびらかして終わりにします。


一生安全運転誓います。





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