哭悲 THE SADNESS とっても良かった!
ホラー映画界隈で「ヤバい」と大……絶賛?阿鼻叫喚?の嵐の「哭悲(こくひ)THE SADNESS」を観てきました!
なんかハチャメチャに面白かったので、感想を書こうと思います。
あらすじ
という、コロナ禍に似た感染病が日常に馴染んだあとの台湾で起きる、超ド級ゴアゴア拷問スプラッター映画なのだ!
ゾンビ映画的なサムシングであるのは間違いないんですが、ゾンビ映画と違い感染者たちは意識があり会話もできるのです。なんなら凶暴で残虐な行為を行いながら理性もあるから罪悪感の涙も流す。そして走るのが超早い(こわい)。理性がないゾンビとは違う、人間だからこその残虐性に吐き気が止まらない。
血祭り!血しぶき!!一生分の血糊を浴びろ!!!!
やっぱり何と言っても見どころは、「血しぶき」の量。
主人公のカイティンは、通勤のために地下鉄に乗っているのですが、そこで惨劇が始まってしまいます。サングラスの男がナイフで乗客をぶっしゅぶっしゅし始めます。阿鼻叫喚の車内、切られる頸動脈、立ち上がる血の柱。
いやそんなには出ないでしょwww
でも、現実世界でも電車内で暴れたジョーカーとかもいたし、電車内という密室での惨劇は純粋にめちゃくちゃ怖かったですねぇ……。まあ映画を見終わって東京メトロに乗って家に帰ったんですが。
他のシーンもとにかく真っ赤。
棄てられた死体の内蔵とかもすごいのですが、もう一つ印象深かったシーンが病院内でのシーンです。
ド変態リョナえっちマニア歓喜! ……しねーよwww
このウイルス、感染すると暴力衝動だけではなく性衝動も爆上げになります。なのでもう、そこら中でレイプ祭り。男は殺し、女は犯す。清々しいほどの世紀末。
カイティが地下鉄で読書をしていると、隣のキモおじが「何読んでるの?」とキモキモなナンパをしてきます。「おっさんキモいわ、セクハラ通報すっぞ」と拒否をすると、キモおじは「ぼ、ぼくはただ友だちになりたかっただけなのに……言葉遣いも丁寧なのにセクハラなんて!」とぶつぶつ言い出します(感染前)。このキモおじがねえ……感染するんですわ。
このキモおじが作品通して1つの大きな敵になるのですが、まあキモい。カイティがふくよかな女性に席を譲り、なんとなく仲良しになるのですが、このおじ、ふくよか女性の目を傘でぶっ刺します。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!
まあ全体的に痛いんですけど、この映画。目はねえ、目はねえ……ダメ。
カイティとマシュマロ女性の2人でなんとかキモおじから逃げ、簡易的といえ目の治療をしてもらえることに。いやよかったよかった……とはもちろんならず、この病院でまた大惨劇が起きるのです。
傘おじから、斧おじに進化したキモおじは、病院のドアをぶち開け中に侵入。自分を馬鹿にしたカイティとぽっちゃり女性に並々ならぬ執着を見せます(これもウイルスなんやろうなあ)。
そしてぽっちゃり女性を見つけたおじは、おもむろにズボンを脱ぎ、そして開いた穴……そう、眼孔に……
いやいやいやいやwwwwww 眼姦wwwwwwwwwwww
画としてはハッキリ描かれていないのですが(当たり前)、もうこっちは脳内大カーニバル。
それだけではなく、感染者女性も性欲がマックスになるらしく、殺人塗れの病院で全身に血糊を浴びながらの真っ赤っ赤女×3?くらいと真っ赤っ赤男との血糊WAM(ウェット&メッシー)大乱交パーティーまで開かれているのです。
……????????
最後まで胸糞たっぷりのジェットコースター映画
このような、納得のR18映画である哭悲。
ゴア描写がすごいのはすごいのですが、とにかくテンポよくどんどん人がぶっしゅぶっしゅされていくので、なんかスカっとするんですよね。いや吐き気はしてるんですけど、気持ち悪くて。
まさに血しぶきジェットコースター!そんな映画です。
エンディングの最後まで胸糞たっぷり(……って解釈であってますよね?あれ)な、非常に楽しめた作品でした!
ぜったい万人にオススメはできないけれど、興味がある人は是非映画館で観ていただきたい作品です。
周囲の人達の反応も含めて、「知らないみんなでやべー映画を観る」素敵な体験ができますよ!!
あとキモおじは本当に無理です。
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