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ローカルなのにグローバルな町工場のこと

こんばんは。広報担当として、日経Bizgateの対談の場で出会った、想い(=熱量)に溢れるヒトを私目線ででつづる、第8回目です。世界に誇る町工場、浜野製作所の浜野社長と金岡専務です。

先月5/7に放映されたアンビリーバボー、見ましたか?

浜野製作所さんとの出会いは、導かれたようなご縁でした。取材先を探していて知り合いの記者さんにご相談したところ、紹介していただいた会社の社長さんから、墨田区にある町工場を紹介いただいたのがきっかけです。

その後、社員の家族向け工場開放日に招かれ携帯スタンドを作らせてもらったり、家庭的なお料理の飲み会に参加させていただいたり、まさかの東京モーターショーにEV(電気自動車)を出展することになり週末ごとに作業場に足を運んだり、でした。
若いみなさんが活躍されていて皆さんの笑顔がキラキラしているのです。仲間にいれてもらったような、いつも行くたびにワクワクと同時にほっとして、エネルギーをもらう場でした。

浜野製作所さんは、東京・墨田区にある、金属の加工をメインとする、“ものづくり”の町工場です。創業43年目を迎えたところで、浜野さんは創業者のお父様に続く、2代目の経営者です。創業以来、金属の加工を手がけられ、それが得意技。
同社が今のように発展した原点は「弊社へ来れば、何でも直したり作ったりしてもらえる」ということが、地域の方々の口コミ、社長の浜野さんの言葉として、広く知られるようになったといいます。

いまや多くのスタートアップの開発支援をする同社ですが、そのきっかけともなるのがロボットづくりに取り組むオリィ研究所の吉藤健太朗くん(通称、吉藤オリィ氏)のときだそうです。
相談にきたとき、「OriHime(オリヒメ)」というコミュニケーションロボットを作ろうとしたのは「幼少のとき、体が弱くて入院していた。今は退院して普通に生活しているが、日本には親と離れ、友達と会話もできずに、病室で生活する子供たちが多数いる。このロボットでその孤独感を解消したい」。 そんなものすごい想いに惚れ込んで、「彼らの技術や経験ではできないものを、僕らが応援して、つくることができれば、彼らの想いを世界へ広げることができる」、
これはぜひとも応援したいと思い、商売として成り立つかどうかはわかりませんでしたが、始めた、と。

「ありがとう」と言ってもらえるとうれしい。
なぜその仕事?と聞かれた時、わたしはいつもそう答えます。ものづくり、サービス、何かに対する真摯な志、その過程をみて触れて、良いと思うものや取り組みを自分なりのやり方で応援したいと思う。
応援する方法は違っても同じですよね。


当時の記事はこちら💁‍♀️


 









https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO5141438025102019000000

https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO5141438025102019000000
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