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濃密な2日間(バイト2日め)

こんにちは「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。

失業&就活中…そして、ペットロス中の独身女です。

✴︎✴︎✴︎

前回の、やっと決まったアルバイトの初日の勤務で言われたことの続きです。

近頃のわたしは、少しネガティブになってしまっているので不快になる方は読まないでくださいね。

2日め。

kさんとの職場。

出勤してからの最初の挨拶も、先日とは違って返事もなかった。

2度言っても、わざと違う方を見て知らんぷりした。

kさんて、そう言う人なんだ。

よくよく考えて、kさんにシフトのことで話をした。

要は、kさんはずっとこの店にいたいのにわたしが来たことで地方周りをさせられるのではないか。

休みが増えるか、時短になるとかの不満があるのではないかと頭を整理をしてみたので、誤解のないように話してみた。

やっぱり、そう思っていたようだ。

わたしは、初めから週2〜3日での求人募集できたこと。
面接のときも、店主がkさんを休ませてあげたいからとわたしに言ってたことは聞いていましたよね…と。
元々、Wワークでやるつもりだったという話をした。

そして、本当は雇用保険だけではなくて社保などもほしいし、そういった条件の良いところで働きたいから今後も探すと思いますというような話をした。

すると、目が輝いて嬉しそうに「いいわよ、いいわよ。そうしなさいよ。」と機嫌が良くなったのだ。

あくまでも、kさんのお休みの時に入るということだ。

なんなら、社長に話してみます。
そういうと、いちいち言わなくてもフタを開けたらそうだったって感じにしたら?

と、言う。

今、迷っているところだ。

kさんの思うようにして、自分が損をしたくないという気持ちもあるからだ。

それにしても、求人募集していたから応募して入っただけなのに、どうしてわたしが嫌味を言われて、気を遣わないといけないわけ?

なら、店主に最初から言えばいいじゃんて話しだ。

✴︎✴︎✴︎

その日の勤務は、休憩なしの5時間拘束。

kさんは、朝から晩まで不平不満を中心に喋り続けてわたしが口を挟めない。

その日は休憩なしだが、わたしは、一滴も水も飲まなかった。
トイレも行かなかったのだ。
それほど、緊張しているみたい。

kさんの質問に、答えようにも一言で答えないとさえぎられ、勝手な解釈で人を決めつける。

言葉遣いにも厳しくて、少しの言葉尻にもピシャリ!!

わたしは結婚していないから、姑とかと暮らした事がない。

きっとこんな感じなのだろうか?

いや、それは昭和の姑の話か…。

嫌味が含まれた数々の言葉は、わたしの自信を更に失わせることになってきていた。

わたしは、甘い人間なのだろうか。

kさんは、バブル期にデザイナーズブランドが流行った80年代に「ハウスマヌカン」として仕事をしていたようだ。

当時は、気取った感じの「わたしは女優よ」的な高飛車の接客のイメージがあったという。

◯◯ゾーというハイブランドで仕事をしていたそうだ。

ハウスマヌカンとは

ブティックの販売員のこと。今では死語と化してしまったが、1983年前後は最先端の職業だった。ちなみに男の販売員はハウスマヌカン・オム。
[BGLOBEより]

その頃のアパレル業界は「大奥」だったそうだ。

ハイブランドは、誰に見られているかわからないから、安いラーメン屋とか居酒屋にも入ってはいけないとか…いろんな「しきたり」やルールがあったそうだ。

そんな話しをまくしたてる。

ハイハイそうですか。

そんな気持ちで相槌をしていた。

多分、わたしはkさんのあとの時代なので、そんなに大奥でもなかったし気取っているような時代ではなかった。

むしろ、お客様にはフレンドリーに仲良くするような感じだったと思う。

kさんも、あの頃の自分は勘違いの固まりだったと言った。
ほんと!ほんと!そうかもね。

プライドが高いのも、そのキャリアからなのかもしれない。

黙っているとスレンダーで若々しい。
一般的には、かっこいいと思う人もいると思う。

60代の男性では、そのような人はわたしの周りでは見たことがないから、昔はきっとカッコよくチヤホヤされていたんだろうな。

口も達者だし。

だから、自信たっぷりなんだな。

そんな、kさんの過去の話しを聞いて、わかった。
他人に対してとても厳しいのは最もだ。

わたしは、特に年齢のわりにお花畑の頭の人と勘違いされるイメージがあるので、わたしのことを、能天気の世間知らずと決めつけているようだった。
✴︎よくあることだが。

だけど、いちいち否定するのも面倒だから何も言わないことにした。

kさんは、陶器や磁器にとても詳しくて知識が豊富だ。
頭が良いようだ。

お客様にも、人当たりがいい。

このお店にいなくてはいけない人材だ。

見ていて、自分からは接客はしないがフレンドリーなのでお客様の方から話しかけられる親しみのある印象のようだ。
✴︎オネエぽいからね。

だけど、おばあさんに親切に接客しているように見えても、帰った後に「あのクソババア」とドスのきいた声で汚らしくいうところがとてもわたしは不愉快だ。

それに、この辺はあーゆーババアが多くてよ…みたいに度々言う。

オネエ特有なのだろうか?

まだ、kさんのことはわからない。

ただ、わたしがこのままここでkさんに罵倒されながらいるとしたら、かなりの自信喪失になり、人格否定されるようになってしまうか…。

小さな個人店だったから、もっと楽しく楽に仕事ができると思っていた。

甘かった

✴︎✴︎✴︎
スピ系のYouTubeや本では、いつも楽しいことを考えて心をネガティブな方向に持っていかないようにしなくてはいけない。

友人からも、無視無視!気にしない!
右から左へ…

そう言われるが、あなただったらできますか?と言う話しだ。

今日、その話しをいつも入っているポップアップのパートナーに話した。

かなりめんどくさい職場ですね。自分なら、すぐに辞める!

そうサラッと言ってくれた方が、ホッとする。

そうだよねーって思う自分は、甘ったれなのか!!

kさんの不平不満祭りは苦しい。

わたしに対しての厳しい言葉も、萎縮してしまいそう。

しかし、自分がkさんに振り回されていること。
この年齢になって、罵倒されて今まで長い間のわたしの経験したことは、なんだったんだろう。

長く生きてきて、今のわたしってなんなんだろう。

情けなくなった。

✴︎✴︎✴︎

辞めようと言う気持ちは、初日の10%から70%へと変わってきた。

今は、辞めることはできないのだけれど。

どこにいっても色々あると自分に言い聞かせているところだ。

自分は、なんの取り柄もないから販売しかできないんだ。

(✴︎他の仕事のスキルや経験があまりないので、今までやっていた仕事しかできないという思い込みできていたので、販売の仕事をバカにしているわけではありません。)

その考えを一度、変えてみようと考え直してみることにする。

まだ、2日しか行ってないのに…
そう思うと、笑ってしまうね。

この職場を離れた時、面白おかしく他人に話してみてはいる。
でも、正直kさんと一緒にいる時間は長くとても苦しいのだ。

(タロットカード 小アルカナ ワンド7 リバース)

崖っぷちに立っていて、追い詰められているような…そんな自分の気持ちと戦っている。

まだ、自分でもよくわからない状態なんだけれど、周りに振り回されているようだね。

不安、恐れ、そして自分自身もわからない不安定で曖昧な気持ち、行動をためらうようになっているのかも。

目的地にたどり着けないような、モヤモヤ感。

何もかもうまくいかず、前進していくことができない。
どうしたらいいのかわからない。

ここは、早く修正した方がよさそうだよ。

引き際を考えるのもテだよ。

「意地」だけの気持ちではないのか?
確認する必要がある。
「意地」だけで進んでいくことは、更に悪化してしまうから。

自分の気持ちとの戦いにばかり、エネルギーを注ぐのはどうだろうか?

これから、どこに行けばいいのかわからない心境のイラストを使用させて頂きました。

チャイ

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