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3.うつ病の種類と向き合い方について


こんにちは。

本格的な夏が近付き、外に出るより室内で過ごすのが快適な季節となりました。
皆様も熱中症にはお気を付けくださいね🍀

さて、本日のテーマは「うつ病の種類」と、「うつ病を患っているご本人や、御家族・ご友人がどううつ病と向き合っていくか」についてです。

皆様はうつ病に種類があるのを知っていましたか?
私自身も心理学を学び始めて知ったのですが、うつ病は、大きく分けて5種類あるのです。

具体的な名前としては、「メランコリー型うつ病」「非定型うつ病(新型うつ病)」「季節型うつ病」「産後うつ病」「仮面うつ病」となります。

1つ目の「メランコリー型うつ病」は、一般的に知られているうつ病となっています。
症状としては、「抑うつ気分」「興味や喜びの喪失」「希死念慮」などが挙げられます。
また、「メランコリー型うつ病」になりやすい方の特徴として、「責任感が強い」「人に甘えるのが苦手」など、自分の中で抱え込んでしまう人ほどなりやすいと言われています。

2つ目の「非定型うつ病(新型うつ病)」は、従来のうつ病に比べて、20代〜30代の女性を中心に発症者が多いと言われています。
また、従来のうつ病とは異なり、遊ぶ時は気分が晴れて元気になるのが特徴です。
症状としては、「過眠・過食」「他人を責める思考になる」「身体が鉛のように重くなる」などが挙げられます。

3つ目の「季節型うつ病」は、特定の季節にだけ発症し、半年ほどのサイクルで症状を繰り返すうつ病となっています。
特に冬季に発症する方が多く、春先など暖かい時期になると回復する傾向が多いと言われています。
そのため、「季節型うつ病」の原因は、メラトニン不足だと考えられており、メラトニンが少ないと、睡眠不足になってしまうのです。
また、症状としては、「食欲低下」「不眠」「不安感を持つ」なとが挙げられます。

4つ目の「産後うつ」は、はっきりとした原因がまだ解明されていないのですが、出産によるホルモンバランスの乱れ睡眠不足ストレスなどが原因で発症すると言われています。
また、妊娠前から大きな不安を抱えていた女性、PMS(月経前症候群)に悩まされていた女性も産後うつを発症する可能性が高くなるようです。
症状としては、出産後に「気分が落ち込みやすい」「育児や家事に集中することができない」「自分の赤ちゃんなのに愛情を感じることが出来ない」などが挙げられます。

5つ目の「仮面うつ病」は、正式な診断名ではないのですが、精神症状よりも身体症状が先に出るのが特徴となります。「仮面」というのは、身体症状だけで精神疾患ではないと勘違いされやすいため使われているのです。
初期の症状としては、「頭痛」「倦怠感」「動悸・息切れ」などが挙げられます。
そのため、内科を受診した際、異常がない場合には、仮面うつ病の可能性があるのです。

さて、ここまでうつ病の種類と特徴についてお話してきましたが、ここから「うつ病との向き合い方」について私なりの考えをお伝えしたいと思います。

まず、うつ病の原因はどれもはっきりと分かっていません。ですが、遺伝的要因・環境的要因が重なり発症すると言われています。

身体的な病気と違い、心の病気ですので目には見えません
そのため、当人以外が苦しみを理解するのは難しいと思います。
ですが、うつ病のことについて本やSNSを活用し、理解することが大切だと思っています。

うつ病を治療する上で最も大切なのは、「休養」と言われています。
まずは本人が辛いと思う場所から離れ、安心出来る環境を御家族・ご友人で作り、休養をさせること、焦らずに本人に寄り添うことが回復への大きな力になるのです。

また、うつ病を患っている時は判断力がとても鈍っています
そのため、人生を左右する決断などはできるだけ先延ばしをすることも本人のためになると私は思いますそして、本人がうつ病と向き合う場合には、辛さを1番知っているのはご自身ですので、まずどんな病気なのかを理解すること否定的に考えすぎず、「少しご飯が食べることが出来た」「ベランダに出て太陽を浴びれた」など、自分を沢山褒めてください
また、焦らずゆっくりと治療をしてみてください

長くなってしまいましたが、うつ病について皆様の理解が少しでも深められたら幸いです。

今の現代、悩みや辛いという気持ちを抱えられている方は沢山いらっしゃると思います。
難しいかもしれませんが、1人で抱え込まずにご友人や御家族、ご自身の大切な方に頼る、辛い時は専門医の方に相談してみることをしてみてください。

私自身も、社会人になってから「1人じゃないんだな。」と思うことが増えたので、SNSなども利用してストレスを吐き出してくださいね。

本日の記事はここまでです!
最後まで読んで頂きありがとうございます❁︎

また次回の記事でお会いしましょう‪ ·͜·

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