親子という関係性の潜在的問題をも扱う本『親子の手帖』
気になって読みましたが、すごい本でした。
子どものいる人全員に読んでほしいほどですが、今はとりあえず自分の感じたことを書き留めておきます。
特に感銘を受けた言葉
心に響く名言ばかりですが、特に印象に残ったのはこの5つです。
↑ これ、私も昔から感じています。
親がひと言もメッセージを発しなくても子どもに伝わってしまうのは、ある意味すごいし、同時に恐ろしいこと。
「何かを伝えるには非言語コミュニケーションも大いに有効だ」という良い例ですね。
↑ 親子という関係性が孕む構造的問題。
多数の親子が入り混じって育つ環境ならまだしも、現代のように「核家族が基本」の形態では、仕方のない話かもしれません。
親は子を守り育てるだけでなく、子を社会システムに合うように矯正する必要もあります。
考えてみれば、親に求められている役割が大きすぎるのかも。1人か2人で抱えるには、あまりに重い責任ですよね…
↑「よい育て方」は非常に難しく正解がありませんが、上記の方法は明らかに「よくない育て方」です。
でも、実際こういったことは多くの家庭で日常的によく起こっています。
親や子が意識しているかどうかは別として。
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