30半ば、はしゃぐ休日があっても良いじゃない
私は空港が好きだ。
飛行機が離着陸するのは何度見ても不思議でカッコいい。
旅への憧れや非日常が味わえるのも良いし
旅立つ人のワクワクが伝播する感じも好き。
小学生の頃から一人で空港へ遊びに行ったりしていた
(自転車で30分くらいで行けた)
それが30半ばの今でも続いている。
去る休日、友人と空港へ遊びに行った。
友人も私の空港が好き、という気持に共感してくれるらしい。
お土産やショップを眺めてワイワイし
腹ごしらえに。
もちろん滑走路の見えるレストランへ!
広範囲で滑走路が見えそうな店を発見。
滑走路を横目に見られる席と奥側の座席も片側は滑走路、
しかしテーブルを挟んで向かいは滑走路を背にする。
「え、あの席だったら見えないね。」
「横並びで座れば良いよ!画としては笑えるけど。」
席が空くまでの間、全力でメニューを選ぶ
少しして案内されたのは奥の席。
もちろんテーブルに横並びで着席。
右手にいた家族連れに驚かれ、左手のカップルには引かれた。
(それぞれテーブルを挟んで座り、片側は滑走路を背に
何と勿体ない!)
いいじゃない、30歳半ば大の大人が2人で横並び
全力で飛行機を眺めわいわいしたって。
100%牛のハンバーグをむしゃむしゃ頬張る。
それから各ターミナルを散策。
国内線は右が北海道、左は沖縄
国際線は右がアメリカ、左はヨーロッパ
(そんな訳ない)
当てずっぽうに言いながら
楽しい架空の旅に思いを馳せた。
お土産も買う、いったい何の?
いいじゃない、休日の楽しい記念品!
ずんだ餅を見つけ「シェイク飲みたい!」
と多分、血眼で探していた。
販売員さんが遠くのレジより
「上の階で飲めますよ。」と声を掛けてくれる。
優しい、が血眼感が伝わり恥ずかしい
でも教えてもらわないとたどり着けなかった
ありがとう。
テイクアウトしたシェイク片手に再び散策
「お寿司食べたい」を合図に空港を後にし回転寿司へ。
全力の毎日にすり減ることもあるけれど
「大人最高」
「30代は毎日が楽しい」なんて言いながら
(子供のときは眺めるだけだった物も欲しけりゃ買える)
仕事の苦労や
親の世話が焼けるって弱音も挟んだり。
旨い寿司たらふくと温かいお茶
帰りにさらにカフェでコーヒーをテイクアウト
美味しさと優し楽しい友人に満たされたら
充電完了!
また全力で楽しむ休日のため
日々全力で働いて生きる!
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