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予想外のハッピーバレンタインデー?!

 今日はバレンタインデーなのですね。

 男性のみなさん、何個くらいチョコもらいましたか?  女性のみなさんは、何個くらいチョコをあげたのでしょうか?

 さて僕はというと、見込みではありますが、0個の香りがプンプンとしています。奥さんは産後でチョコ作りどころではない、ということを考えると、もうあれです、一発逆転、生後1ヶ月の娘がチョコをくれるという、、夢に期待するしかありません。( いまコレを書いてるのは朝の満員電車のなかなのですが ) 早くベットに入りたくて仕方がない…。

 でも、いいんです。心配しないでください、憐れまないでください。きょう僕には、このプレゼントが届くはずですから。( なんと本日が発売日とのこと )

 ちょうど娘がうまれたのもあり、いろんな絵本を買い集めているタイミングでのちかつたけおさんの絵本出版はうれしかったですね。表紙をみて即購入を決定しましたが、予約注文してから数日はやく読みたくてうずうずしていました。

 そして今回の出版については、もうひとつうれしかったことがあります。それは、ちかつたけおさんという人の出版、それ自体です。じつは以前このnoteでも、チカツタケオさんとの対談を企画させていただいていたのです。

 そのなかで、こんなふうにお話くださった部分があります。

チカツ
20歳代から「装画の仕事がやりたい」というのがずっとあって。とりあえず、そこは達成できたので、 そうするとやっぱり変わってくるんですね。村上春樹さんの装画までできるとは思ってもみなかったし。

末吉
いやぁ、そうか。そうかもしれませんね。

チカツ
そうしたら、やっぱり次は受け身じゃなくて自分から発信することで、生活できる環境を探したいという欲求も出てきます。じゃないと、僕の場合はマンネリ化して飽きてしまう。装画のお仕事は、毎回作家さんや本の内容も違うので、もちろん今も楽しいことは楽しいけれども。

 このようにお話しくださいながら、

チカツ
可能であれば画集や絵本として形に残したり。売れようが売れまいが、自分から発信できる可能性があるなら、やってみたいなって思っています。生活のための仕事もしながらそれが叶うかどうかはわかりませんが。

 こう未来の可能性と展望をイラストレーター・装画家であるチカツタケオさんにお話を伺わせていただいてから一年とすこし、ちかつたけおと平仮名のご自身の名前で絵本の出版決定のことをつぶやかれた瞬間、、、

 初めはあまりにも唐突なことだったので、現実だと認識するのに数秒かかったと思います。が、理解できたと同時に、瞬間沸騰で体温があがりました。そのとき暗めのホテルラウンジにいたのですが、急に日差しが差し込んできたかの如くパッと明るくなった気がしました。

 とにかくチカツさんの頭のなかにあった構想が形になったことがうれしかったのです。さらにはそのきっかけが、、

 文芸のお仕事で何度かお世話になった編集者の方が児童書に移られ、一緒に絵本を作りませんかと誘われたのが始まりでした。( チカツタケオさんフェイスブック記事より引用 )

 そう書かれていました。チカツさんの仕事や作品づくりに向かう真摯な姿勢が、今回の絵本編集者の方のこころを動かしたのではないかと思うのです。

 かげひなたなく愚直に。

 対談とその原稿づくりをご一緒させていただいた僕がチカツさんから教わったことです。

 作品はこれから読ませていただくのですが、僕としてはちかつさんが本を出されたこと自体がうれしく、どうしても応援したい気持ちになってしまい、こうしてnoteを書きました。たくさんのお母さんお父さん、赤ちゃんたちに届けばいいなと思います。

 今日もnoteにきてくだり、ありがとうございました。またいつか、今度は作家のちかつたけおさんにお話をうかがいに行きたいです。

 あらためて、チカツさんとの対談記事を読みなおしました。以前よりも深く、チカツさんがおっしゃっていたことが伝わってくる気がしました。何度も読みなおせる強度のお話をしてくだっていたチカツさんに感謝です。また時期をあけて読みなおそうと思いました。

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