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僕らは、きっと、だいじょうぶだぁ〜!!!:セルフロックダウン5日目。 P090.

 セルフロックダウン生活5日目。朝から仕事用のデスクに座り Facebook を開く。志村けんさんの訃報が飛び込んできた。「えっ、、、」と言ったきり、何を口にしたか覚えていないのだけれど、隣にいた妻から、「あなた、言葉失いすぎでしょう」と突っ込まれる。そこまでとは自覚がなかったので驚いた。

 でも、後からあとから、テレビのなかで志村さんがバカやってる姿が浮かんでくる。物心ついた小学生のころから見ていた、あの底抜けに明るい笑顔。もちろん個人的に親しいわけではない。だけれど、どれだけ長いあいだ、数え切れないくらいたくさんの笑いと元気をもらってきていたんだ、、、。

 なんだかこう、勝手に、大切なものを奪われた気がして、悔しくなる。涙がにじむ。「負けねーぞ、コノヤロ」こぶしに力が入る。

 誤解が生じるかもしれないのは承知のうえで、書く。志村けんさんは、この危機迫る状況のなか、日本中の人たちの心をひとつに結びつけてくれるのではないか。いままで甘く考えていた人が身近に受け止め、この事態に本気で向かい合っていこうと心を決める人が出てくる、そんな気がしてならない。

 と、書いたあと、街を眺める。

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