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高幡不動尊で写経体験

猛暑だからと、ずっと引きこもってばかりでは気が塞ぐ。21日は弘法大師さまのご縁日なので、川崎大師の風鈴市に行くか…と考えたのだが、リアルタイム検索によるとかなり混雑しているらしい。しかも川崎大師駅から10分ほど歩く。

こういう時は、高幡不動駅から徒歩3分の高幡不動尊がベスト。21日は定例の写経会がある。ということで、電車内で高幡不動に向かうと決めた。

高幡不動尊ご指定 そば処 開運そば で昼食。

金運招来席

さっぱりした梅蕎麦をいただく。

隣の席にが中年の女性二人。ひとりが「皇室の方のイギリス訪問などのニュースを見ると、私はなぜだか涙が出てくるの」と話している。感受性が豊かな方なのだな。割り勘にするため、PAYPAYで何か操作をしていたが、このあたりのイロハが全くわからない。少し勉強したほうが良いかもしれないなと反省。

高幡不動で写経料2000円を納めた後「開始時間まで境内をお参りします」とスタッフさんに伝えたところ「暑いのでお気をつけて」と声をかけられた。
境内は私の庭も同然。涼しい場所で時々休みつつ、すべて参拝。

客殿には50名ばかりの参詣者。最初に法話がある。Iさんというお坊さんが「普段はAかBがお話ししているのですが、あいにく他の用で出かけているため、本日は私が勤めさせていただきます」と挨拶する。

ふと思う。天皇陛下はおそらくこういう体験をなさったことは殆どないだろう。常に最優先されるお立場だからだ。天皇陛下を放置してどこかに行くとすれば、親族の葬儀くらいのものだ。しかし最優先される立場はそれだけ重い責任を負うわけで…やはり大変だなあと思う。

あまり注目もされず記憶にも残らず、(他人の領域を侵食しない限り)放っておいてもらえる自分の立場は気楽でありがたいなと思った。
何故急に皇室に発想が飛んだのだろう…ああそうか、蕎麦屋の女性の話が頭に残っていたのか。

自分の筆ペンを持参し(つまり、筆に墨を含ませたり落としたりという時間を削減しているにもかかわらず)ぎゃーていぎゃーていの一行前を写している時に、書き終えた数名が退出し始めた。何でそんなに早く書けるのだ。全文を写した後に、願意と住所・氏名・年齢を書く作業が残っているというのに。

いや写経は早さを競うものではないが、あまり後れを取りたくない。
願意は「身体健全」にし、奉納。年齢は数えでいいんだよなあ、多分。


高幡不動駅京王ショッピングセンター内 高幡饅頭で購入した金平糖。

7/21は満月。こちらのページによると満月の夜に金平糖を月光浴させて、8月8日のライオンズゲートまでに少しずつ食すと開運につながるそうだ。

うちの近所で金平糖は売っていないが、高幡不動で入手できたのも何かの縁。早速窓辺に置いてみた。

ああ…うっかりしていた。お菓子は食べないことにしていたのだった。
これは特例と言うことにしておこう。
そして特例を増やさないように気をつけよう。ダイエットのために。

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