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祈年祭の日に田無神社へ

2/17は祈年祭。その年の五穀豊穣を祈る祭礼だ。祈年祭、例大祭、新嘗祭は三大祭りとされ、関連神社では大きな意味を持つ。

クリニックに寄ってから、新宿まで出てファミレスへ。
隣の席に30代くらいの女性がふたり。ぽつりぽつりと聞こえる話題は、転職だ。
「〇〇さんはフリーでやっていて充実している」「フリーで働く先輩たちがみな生き生きしていて格好いい」「私も周囲に正社員をやめるのはもったいないと言われた。でも、やっぱりやってみたいことだから」

ああ、素敵だなと思う。最近は転職CMが結構目につく。もう「組織に忠誠を尽くして我慢する」時代ではない。自分にとって快適な場所を選んでいくことは、決しておかしなことではない。というか、生物としては当然のことだ。
動物は暑い時は涼を取り、寒い時は風雪を避ける。或いは暖かい地域に事前に渡る。危険な場所を避けて巣を作る。
我慢し過ぎて命を落とすのは、人間くらいだろう。

自分が快適に暮らせる場所を選び、それを正解にすればいいのだ。
他者に承認を求めるものではない。

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新宿から歩いて花園神社に行こうか、それとも京王線に乗って大國魂神社に行こうかと迷ったが、辰年だから五龍神の住まう田無神社に行くことにした。

13:30頃到着。しかしびっくり。こんなに混雑しているとは!
祈年祭は10:00。祭りの後は少し空いていると思ったのに。

鳥居の左奥に、赤龍が祀られているのだが、そこから長い列がのびている(左列)。右は御朱印の列。

拝殿

取り敢えず、本殿(金龍)だけでもお参りを…と並ぶことにした。こちらの列は進みが早い。

境内をよく観察すると、一番参拝者が殺到しているのが赤龍。次いで青龍、黒龍、白龍の順に人が並んでいる。

スサノオさん、弁天さん、稲荷社にはほぼ人がおらず、恵比寿・大黒天社も数人程度しか並んでいなかったので、そこはお参り。

弁天社
青龍の列

右奥の青龍にお参りする人がずらっと並んでいる。

あまり土日参拝したことはないが、今年の土日はこれが常態なのだろうか。
次は平日にこよう。

白龍

黒龍、青龍、赤龍は断念したが、白龍は列が短かったので参拝。
財運向上のお礼をお伝えする。

赤龍を遠くから撮影・遥拝


衣食住に不自由なく、大きな病気もなく、穏やかに暮らせていることがありがたい。

殆どお願い事はしなかったけれど、稲荷社に「五穀豊穣、ありがとうございます。でも豊作でもあまり太りませんように。健康体重になりますように。これ以上デブになりませんように」とぶつぶつ祈ったのは内緒だ。

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