参議院不要論


中学生の頃から疑問に思っていた。
「衆議院の優位性」があるのであれば、参議院はなぜ存在するのか?

現状、私の考えでは参議院は不要だが、必要である根拠を見て更に知見を広げたいと思う。

参議院不要論とは

参議院不要論とは、端的に言うと
衆議院のみにして一院制にしよう
ということである。

なぜ参議院不要論が起きるのか

前述の通り、私は中学生で「衆議院の優位性」を授業で習った際に心底参議院ってなんのために存在するのか分からなかった。
正直今でも分からない。

いわゆる「良識の府」とか解散無し/任期6年と長いからよりじっくり政策に関われるとか、なんともアバウトでモヤモヤして仕方ない。なんか性善説に基づきすぎ?
いつ解散して無職になるか分からないから一生懸命取り組むってほうが理解しやすいなぁと。パワハラ並みに部下を激詰めしたほうが営業実績上がるのと同じ理屈で

衆議院の決定をなぞるだけの議決だとか(いわゆるカーボンコピーと揶揄される所以)、ねじれ国会で議決を停滞させるなどが不要論の根本主張らしい。
個人的にはもやはどちらかというと足を引っ張っているのではとすら思う。

参議院が存在するメリット

1.衆議院で可決した内容にブレーキをかけられる
 いわゆる良識の府と俗に言うやつで、これを実施することで衆議院でこれ冷静にダメじゃない?って内容をもう一度差し戻しできる

2.衆議院の総選挙時に参議院がいる
 日本は地震が多くて大変だけど、選挙中に地震が来てしまったら、、、という想定をなんとかカバーできるかもしれない

個人的考察

以下3点からやはり不要なのでは、と考える。
1.衆議院と機能が重複している割に権力がない
 ∟同じことをやってなぞるだけor反対しても衆議院でやっぱりこれでいく!ってなったら覆すパワーがないのでは?

2.衆議院の4年に対し、長期在籍(6年)したところで影響あるのか
 ∟知識不足だと思うが、参議院があったおかげで!ってのが見えてこない。情勢は変化していくので常に早く国民の意を汲み取れる衆議院だけでいいのでは。

3.コストカット
 ∟よく言われるけども、参議院もしっかり高給取りで参議院不要論が出るほどなのでなくなるとコストもカットできる。

最後にそもそもなんですが、、

ただ今後参議院を廃止し、一院制にする未来は当分来ないと思う。
大学のとき教授も話していたが、参議院議員たちが自分たちをクビにする議決を可決するわけないので。

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