これ使う

【人事向け】エンジニア採用を始める際に読むべき記事5選

こんにちは、求人票博士ことFindyの末本(@sueHRpro)です。

先日、大手人材会社からとあるベンチャー企業へ人事採用担当として転職した先輩と食事をしておりました。

その際に、エンジニア採用を担当しているのだが、
「技術のことが分からないから参考になる記事を教えて欲しい」
「そもそも何をどれくらいのレベル理解すればいいのか分からない」
と相談を受けました。

自分は2019年4月にFindyに転職をしてきましたが、その頃は、
「バックエンド?フロントエンド?フレームワーク?Ruby?PHP?」というレベル感だったのですが、いろんな記事や求人票を読み込むことで最低限の知識をつけることができました。

そこで今回は
初めてエンジニア採用担当となった方向けに、
この記事を読めば最低限の知識は身に付けることできるよー!という内容で書きます!

ポイントは3つ

1、職種の解像度
2、市況感全体を定量的に理解する
3、経営者、人事、エンジニアの立場毎で考える

そしてできれば1→2→3の順番で学んでいただけると整理しやすいはず!

求人票博士オススメの5+1の記事

5つを一気にご紹介!できれば1から順に見ていただけると理解しやすい!
※決してアフィリエイトリンクは貼っておりません。。

【1】採用担当者向けのエンジニア採用勉強会を開いた(ころちゃん(Takahiro Tsuchiya))

■概要:キャスターの社内勉強会で活用した資料を公開したもの
■分かること:会社や組織構造によって職種の分類が異なることを視覚的に理解できるようになる
■末本おすすめポイント:この資料は印刷して手元に置き、今はこの解像度でこの領域の話をしてるのか!と理解できるようになればOK!

【2】エンジニア採用が難しいので、エンジニアの転職市場について考えてみた(前編)(石倉秀明@キャスター)

■概要:キャスターの石倉さんがエンジニア市況感についてファクトベースで考察したもの
■分かること:日本にエンジニアは何名いるのか?そもそもそのうち何%が転職活動しているのか?全体感を定量的に把握できる
■末本おすすめポイント:エンジニア採用が難しいのは分かるが、どの程度の難しさなのか実数で理解できる。
いろんな数字を先出しすると(詳しくは石倉さんのnote見てね!)
・1年間で転職活動をするエンジニア:10,253人
・Webサービス企業の求人数:4,353件
・採用倍率:3.43倍


【3】その「エンジニア採用」が不幸を生む ~良い人材を見つけ、活躍してもらうには何が必要か?

■概要:年間700人以上のエンジニア雇用の最終決裁者、2万名を超えるエンジニアの職務経歴書を読んだ著者による、エンジニア採用の課題やその解決策をストーリー仕立てにしている
■分かること:経営者、人事、現場エンジニア、転職を検討しているエンジニアそれぞれのよくあるミスコミュニーケーションやそれが発生する背景を理解できる
■末本おすすめポイント:各立場からの一方向の議論ではなく、双方向でどういった問題が発生しやすいのか?それを防ぐにはどうするのかまとめられており、わかりやすい。

【4】完全SIer脱出マニュアル

■概要:大手SIerからWeb系ベンチャーに転職した著者がSIer出身者がどのようにすればWeb系企業に転職できるのかまとめられたもの
■分かること:SIer⇄Web系の違いや悩みポイント
■末本おすすめポイント:SIerの人の悩みをリアルに知ることができる!

【5】エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

■概要:著者はレクターの広木大地さん。内容が難しいのでまとめれなかった涙
■分かること:エンジニアリングの課題解決を体系化していった組織論
■末本おすすめポイント:単なる技術組織論だけではなくて、人々の思考の癖、組織、ビジネス構造を踏まえた上でどのように解決していくのか。
※正直、本書の内容は難しくて個人としてまだ理解仕切れてない。

【+α】エンジニア採用がぐんぐん進む求人票の書き方

■概要:私、求人票博士がエンジニア求人票3000件近く読み込み良い求人票の特徴をまとめたもの
■分かること:良い求人票の特徴とその書き方
■末本おすすめポイント:自推ですみません!

そもそも人事がどこまで技術など理解しなくてはいけないのか?そして介入するべきなのか?

これら5つの記事を読めば完璧に理解できるかというと全くそういうわけではありません。細かいこと自分も分からないです。

そして、本で知った情報で知った感じで話す方が、よっぽど不信感を与えてしまい逆効果になると思います。

さらには、エンジニア採用に限らず、人事と現場で各フェーズをどのような責務範囲で行うのか?この前提条件によっても人事がどの程度技術知識が必要か変わってきます。

・求人票の作成
・書類選考/スカウト送信
・カジュアル面談
・面接

本当に必要なことは「人事とエンジニアで良好な協力体制を築くこと」

分からないことがあればエンジニアに臆さず聞くことが重要な気がします。

・最低限の知識をキャッチアップすること
・エンジニアに対してリスペクトすること
・人事とエンジニアで良好な協力体制を築くこと


この3点が人事担当者に求められるのではないかと思います!

エンジニア求人票のコツや採用tipsなど、お役に立てる部分はお役に立ちたいと思っております!エンジニア採用にお困りの人事様、ぜひ個別DMいただけますと幸いです!


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