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多面性との向き合い方。

かつて本気で悩んでいたこと。

ーー私は二重人格ではないか。

その悩みに今の自分なら、
「たったの二重⁈何言ってんの?五十人格くらいいるでしょ。というかそれくらい多彩じゃないと時代遅れだよ」
そんな風に答えることができるほど、その悩みは悩みではなくなった。

『学ぶ・理解する』ということは『言葉を持つ』ということだと私は思う。

正確には、言葉に出来てしまえばかなり理解しコントロールが出来る域に達しつつある、ということだと思う。

多面性に悩んでいた時代の私は、単に『言葉を持っていなかった』だけなのだ。


多面性が消えたわけでもなく、減ったわけでもなく(むしろ増えた)、ただただ見方を変え、言葉にするまでに至ったのだと、今ならそう説明できる。

もちろん、こんなことを私が“世紀の大発見!”みたく語らずとも、世間ではこれらのことについてあらゆる視点からの考察が語られており、専門書もたくさん出ている。

ただやはり、私は私の言葉で理解することが必要だった。

流されやすく、自分がわからず、何にでも“はい”と言ってしまっていた私は、私の言葉を持つことに意味があり、それが世間で言われていることの重複になろうとも、やはり私の言葉を書くことが大事なような気がする。

言葉になった瞬間に“生まれる”。
つまり、この世界に現れるのだ。

多面性について書いてみることで、私は今の私のコントロール具合をこの世界に表してみようと思う。

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一昔前は多面性、多重人格、双極、コロコロ態度が変わるetc..
これらの言葉はどちらかというと“悪”と捉えられており、ともすると病扱いもされていた。

(今でもどちらかと言うと扱いにくい人と認識される。ただそれは“よく知らない人”においては当然の反応だが、“よく知っている人”なら魅力・個性・天才性と捉えられるように変わってきた)

昔の私は自分の多面性をコントロール出来ず、そのもどかしさからいつもどこか苛立ち、この人生を生きることを冷めた目で見ていた。

8才くらいの頃に集団生活が嫌すぎて、
「長い、長すぎる。私の人生長すぎる」と絶望し、よくマンションの上の階から下のほうを見つめていた。
でもそれは本当は周囲の人からの注目が欲しいが、どうしてよいかわからない私なりのパフォーマンスだった。

その後は、(誤った方法だが)コロコロ変わる自分を“消す”という方法をなんとか身につけて集団生活を送ることを続けた。

こんなことばかりしていたから、よく世間で言われる“青春時代に戻りたい”という言葉の意味が私には一度もしっくりこなかった。
(今なら、今の意識で“青春時代に戻る”ならアリかなと思う)

とまぁこんな感じでこじらせまくっていた私。
それを自慢したいだどうしたいだというわけではないけど、単に“言葉がない”と生きづらく、周りに要求ばかりするのだなと振り返って改めて思う。

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インターネットが普及し、一昔前は専門用語とされていた言葉が飛び交うようになった。

例えば、メタ認知。

昔の私は、「メタ?何それ?メタモン?私には関係ない」と考えて、その意味を理解しようとしなかった。
だけど、その言葉の意味を知ると、「こういうことがメタ認知かぁ」と視座が上がったことが嬉しかった。そして知る前より生きやすくなった。

「この“感じ”にはこんな名前が付いているんだ」と知ることは、自分の多面性にラベル付けする作業だったのだ。

そうやって少しずつ言葉を持ち、世界に関わっていると、
混ざり合って汚い色だった私のパーソナリティーが整理され、グラデーションという豊かさに変わっていったように思う。

もちろんこれは世間の常識が変わってきたことで反映された見え方だというのが一番大きいと思う。
だから先陣を切って『混沌』に飛び込んでいった方々のおこぼれをもらっているようなものだ。(ありがたくいただいています)

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そして最近の私のハマりごと『星を読む』という方法。
これは爆速的に“言葉が増える”ことに繋がっている。

どうして星を読むことが楽しいのかと問われると、私は「赤ちゃんが言葉を覚えるように、自分の中に言葉が増えることが嬉しいから」と答える(それ以外の理由もたくさんあるけど)。

数学者が数学用語で語るように、物理学者が物理用語で語るように、
星を知る者は星の言葉で語ることが出来る。

その多彩なグラデーションは私にとって非常に美しく感じられる。
そして、性に合っている。

(これを読む人に)急にスピリチュアルなこと言い出したな、とか思われてそうだが、星を読むことが怪しいかどうか。
それについて説明するととんでもなく長くなりそうだし、無粋かなと。
私の直感、身体感覚共々、星を読んでわかることになんの違和感も感じないから(星の読み手の言葉にもよるが)合っているというのが直球の意見。

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とにかく、私は星を読むことやウェルネスについて学ぶ中で、一番実感している効果的なものは『言葉を持つ』ことだと思っている。

多面性に振り回され、双極性障害?多重人格⁇と悩んでいた頃は自分の扱いに困っていた。
だけど多面性を上手くコントロールし、魅力に変えることが出来た時、私は私らしい人生を生きることができるように思う。

まだまだコントロール不能の状態になることが多いけど、その度に言葉を獲得し、次の波を上手く乗り越えることが出来ればと、そんな風に思っている。

この多様性の時代に、私の色も深く多く増やしたい。

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まとまったようなイマイチなような…

ともかく、今の私の多面性コントロール具合はこんな感じです。


※今回のヘッダー画像は生成AIに『星座 宇宙 グラデーション』と入力し、作ってもらいました。

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