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【旧裏無殿堂(base-neo)デッキ解説】Sustainable Kingdra Chaos Control(さすドラわるポリ2)

今回は2022年10月9日に行われた第二回無殿堂最凶杯で使用した構築をご紹介します。

大会の概要と結果は以下の記事をご覧ください。



レシピ

無殿堂環境を想定

超タイプマーカーのためにプラコロ買った人


ポケモン24枚
タッツー(neo1)×4
シードラ(neo1)×4
キングドラ(neo3)×4
ポリゴン(プロモ)×3
わるいポリゴン2×3
ピィ(neo1)×4
バリヤード(ジャングル)×1
エイパム(neo1)×1

トレーナー25枚
オーキドはかせ×4
礼儀作法×1
パソコン通信×2
ダウジングマシン×1
エネルギーリムーブ×4
超エネルギーリムーブ×1
ポケモンセンター×4
きあいのハチマキ×3
錯乱ジム×2
ロケット団の特訓ジム×1
ポケモンタワー×1
夜の廃品回収×1


エネルギー11枚
リサイクルエネルギー×4
無色2個エネルギー×4
レインボーエネルギー×3

デッキ選択経緯

以前から無殿堂環境における構築を考えていましたが、後攻の場合、相手の初手ミニスカートに対して強く出られる構築にする必要がありました。

そのため今回はトレーナーカードの枚数を減らし、ポケモンカードの枚数を多くすることにより、ミニスカートでのハンデスを軽減する構築としました。

その際、有用なのが耐久力が高く中間進化のスペックも申し分のないキングドラ(neo3)を使った構築です。

無殿堂環境での構築例

ドロソが制限される環境での使用例


なお、相手の初手ミニスカートピィに対して、次ターンにミニスカートを引いてきても、自分側には何も解決をできないため、今回は採用を見送りました。
(ダウジングマシンを複数採用できれば、ピン刺しでもよかったかもしれません。)

この環境ではミニスカートを始めとして、1枚で相手に与える環境が大きいカードをなるべく採用した方が強いと考えているので、以下のカードから優先的に採用しています。

  • 錯乱ジム

  • ポケモンタワー

  • ロケット団の特訓ジム

  • エネルギーリムーブ

  • きあいのハチマキ(+ポケモンセンター)

詳細は個別解説で行いますが、上の5枚のうち上3つを半永久的に使えるわるいポリゴン2を採用し、ミニスカートの影響を受けてしまうスタジアム自体の採用を減らしました。

なお、以下はわるいポリゴン2とポケモンタワーの採用を諦めた前回大会の構築です。

個別解説

タッツー(neo1)×4
シードラ(neo1)×4
キングドラ(neo3)×4

海外勢のハンデスニューラとの対決をくぐり抜けるためにたどり着いたカード。
1エネ起動でベイビィを1パン、ニューラを2パンできるのがえらい。
素のスペックのおかげで、シードラでもそう簡単に倒れず、一度完成すれば、きあいのハチマキ+ポケモンセンターで生き残れるので、1体しか完成しなくてもなんとからなってしまいます。

ピクシーが苦手ではありますが、あわをはさむことで、五分五分の試合に持ち込めると思っています。

ポリゴン(プロモ)×3

ハイパーテクスチャーはニューラ(neo1)やヤミカラス(neo1)、ハガネール(neo1)など特殊エネルギーに頼るアタッカーを使いづらくできる他、進化カードを採用しづらくたねポケモンが強いこの環境では色マーカーを解除できないと完全に動きを止めることができます。

また普段はあまり使わないオールクリアも、相手の錯乱ジムやポケモンタワーを割ったり、きあいのハチマキを剥がしたり、ばけるやへんしんを解除することもできます。


わるいポリゴン2×3

本デッキ一番の特徴である無限錯乱ループを構築できるわるいカード。

ポリゴンと同じ枚数採用し、全てのポリゴンを進化できるようにしておくことが重要です。
これを怠ると、相手のピクシーにオールクリアを使われて、ポリゴンでばら撒いた色マーカーがリセットされてしまいます。

二子玉を貼って殴ることも結構ありました。


ピィ(neo1)×4

4枚入れないことに理由が必要なカード。

ただ今回の大会については、ミニスカートの採用がなかったため、少し過剰には感じましたが、パソコン通信とオーキドはかせ以外のドロソを削っているので、安定感はありました。

バリヤード(ジャングル)×1

ポリゴンのハイパーテクスチャーはたいていの場合超タイプにすることが多いので、それを活かした壁兼アタッカー
わるラフポルターのような半永久的に攻撃力が上がっていくような構築やエンテイファイヤーのような高出力デッキをみるために採用しています。

エイパム(neo1)×1

今回唯一不要だったカード。
30分という時間だったため使う盤面がなかったので、ヤミカラス(neo1)かエリカのプリンが正解でした。


オーキドはかせ×4
ミニスカートからの切り返しのため4枚採用しましたが実際にはピィで回してる時はあまりがち

礼儀作法×1
基本的にはピィを持ってくるカードですが、初手以外では手札にたねポケモンがダボつくため、ポケモン交換おじさんの方がよかったです。

パソコン通信×2
ピィかオーキドはかせを引っ張ってくるカード
手札が0の場合に引いてきても使えないため枚数を削りましたが、ここは4枚積むべきだったと反省

ダウジングマシン×1
スタジアムは無限に貼れるため再利用したいトレーナーカードが少ないため枚数を削りました。
後述のポケモンタワーも一定数採用されていると想定しています。


エネルギーリムーブ×4
超エネルギーリムーブ×1
ノーリスクで打てるリムーブは強いのですが、ニューラが少ない環境では正直あまりがちで、対策もされているので、”ポケモンタワー下でリサイクルエネルギーを割るためのカード”として使うことがほとんどでした。
超エネルギーリムーブは打ちたい仮想敵がラッキーくらいしかいないので、1枚刺してダウジングマシンで使うイメージです。

ポケモンセンター×4
グドラといえばポケモンセンター。
事故ってる時でも引ければ生き延びれる確率が上がるのでフルで採用

きあいのハチマキ×3


最凶の入れ得カード。
グドラに貼るもよし、ピィに貼るもよし。
エネルギーリムーブ削ってでも4投すべきだったと思うカード。

錯乱ジム×2


1枚のカードで相手に与える影響が多いアドの塊の典型例。
スタジアムを軽視する人へ絶望を与えます。
パソ通、ダウジング、リムーブ、突風などの殿堂トレーナーを軒並みコピーできる可能性を秘めている最強カード。

ロケット団の特訓ジム×1
不用意なベイビィ前出しを許さないカード
殿堂カードを優先するあまり入れ替え札を軽視すると、これによってエネ供給がワンテンポ遅れることになります。

また自身のピィに貼ったリサイクルエネルギーを回収することにも一役買います。


ポケモンタワー×1


普段見かけることのない新殿堂特有の強カード
かなりピンポイントですが、リサイクルエネルギーとダウジングマシンを封じることができます。それだけのためですが、枠を割くだけの価値が十分にあります。

夜の廃品回収×1
オーキドやパソ通のコストで切ったグドララインを山に返して素引き率を上がるカード。

リサイクルエネルギー×4
無色2個エネルギー×4
レインボーエネルギー×3

解説すべき点は、レインボーエネルギーがエリカのプリン対策カードとして入っています。


結果・使用感

2勝1敗の総合2位でした。

負けた試合はまくらぎ氏のタケシのピカチュウで、リムーブを腐らせつつベイビィワンパンしてくるのか偉すぎました。

グドラは捲るデッキなので、序盤グドラを立てるのに苦労し、ベイビィを盾にしてしまったことが仇になり、30分の試合時間を考慮した動きができなかったのが敗因でした。

いま思い出せば、ピカチュウに対しては、オールクリアでタケシの保護とハチマキを割って、リムーブをうちグドラで殴ればよかったのだと気づきました。

普段から使ってないとこういうことは見逃しがちなので、次回への反省にしていきたいと思います。

構築自体は使っていて楽しかったので、今後も機会があれば使っていきたいと思います。

ミニスカートを読みまくった結果誰も使わなかったというのが非常に面白く、こういう展開があるからこそ結論デッキができなくて面白いです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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