思ったことは全部桜井和寿に歌われている
生まれた時から小中高まで実家暮らしだったのですが、休みの日には家でも車でもMr.Childrenが流れていました。そのMr.Childrenのボーカルで、ほぼ全ての作詞作曲を手掛けるのが桜井和寿(さくらい かずとし)です。
彼らの曲がいつでも流れているものだから曲は自然と身に付いていたのですが、その歌詞までは意味を理解することなく聞いていました。しかし、最近ふと何か思ったことが実はとっくの昔に歌詞にされていることに気付き、驚くことが多くなりました。
生まれてから今までを振り返った時
僕もそれなりに年も取って、長い学生生活の後もやれ仕事だやれバンドだやれnoteだとやっています。そもそも今が楽しくて、やりたいこともそれなりに出来ているだなんて、一切想像していませんでした。
ちなみに、僕の小さい頃抱いていた夢は野球選手かゲーム会社の社長でした。今は言うまでもなくどちらでもありませんが、前述の通りに今の生活は結構楽しかったりします。
ということを、桜井和寿は既に「Any」で歌っています。
人の多すぎる場所に出た時
ファッションが好きなのもあって、行き交う人がどんなものを着ているか気になることがあります。ジャケットだったり、靴だったり、あるいはバッグだったり。そんな時にふと、主張の強いブランドの名前やロゴが目に付きます。
GUCCIのスニーカー、LOUIS VUITTONのバッグ、CANADA GOOSEのダウンジャケット、ANTI SOCIAL SOCIAL CLUBのコーチジャケット、BALENCIAGAのパーカー…。
同じものを余りに見るものだから、「これを着ている人はみんな偽物を着ているのではないか?」という錯覚に陥ることがあります。実際本物かどうかは分かりませんが。
ということを、桜井和寿は既に「掌」で歌っています。
やっぱり滅茶苦茶良いバンド
Mr.Childrenというと、1990年代には流行ったドラマのタイアップともくっついて、それはそれはCDを大量に売りまくったバンドです。その辺の曲は流石に甘ったるいなぁと思う一方で、それでも歌詞は滅茶苦茶巧みで唸ったり。
ただそれ以上に僕が好きなのは、ひねくれている人の言葉だったり、皮肉も効かせたりしながら、でも何とか前向きに生きていきたい人の歌詞です。今回挙げた曲を思い出したのもそういった歌詞だからでしょう。
そして、これを書きながらアルバムを聴いていますが、曲や歌詞に限らず、歌いまわしとかアレンジにも驚きがあって未だに発見がありますね。
効果効能として、欲しい機材を買ってはしゃぐ私か好きな服を着てはしゃぐ私が見られます。買ったものは記事にします。よろしくお願いします。