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時価総額1000兆円を超える会社はどこか?(前編)

世界的な株高の様相を見せてきていますが、今日は時価総額1000兆円を超える可能性を持っているなと思う2社について、なぜそう思うのか?というお話を書いていきたいと思います。

少し長くなってしまうので、今日は2社のうちの1社について書いてみます。


時価総額100兆円を超える会社がでてきた

さて、こちらのランキングを見てください。

2021年2月27日現在の時価総額ランキングです。

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アップルが200兆円をトップに、サウジアラムコ、マイクロソフト、アマゾン、アルファベットの上位5社が時価総額100兆円を超えています。

ちなみにアップルは、時価総額が1兆ドル(約100兆円)を超えた初めての民間企業と言われています。

2018年の8月に民間企業として初めて1兆ドルを付け、その2年後の2020年8月に2兆ドルを超えました。

時価総額100兆円の企業なんて出てくるのかなと思ってましたが、すでに5社もそんな企業がいることになります。

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アップルの株価推移

時価総額とGDPを比較するのは物差しとして間違っていますが、日本のGDPが500兆円で一般消費が約200兆円ですから、日本国内の一年間の民間の全ての経済活動と同じだけの価値という事ができます。

これは資本市場が資本を効率の良い所に、集中させていくという特徴を持っているからだと言えます。


資本市場は独占を加速させる

資本市場というのは非常に面白いメカニズムを持っているなと日頃から思っています。

ピーターティールが、競争をしないで独占せよと言っていますが、これは収益を上げるという一点において明確に正しいと思っています。

資本市場は、マーケットシェアを高めて、収益を上げるという企業を高く評価します。

さらに言えば、その成長スピードが早い企業に大きなプレミアムをつけて評価するメカニズムを持っています。

つまり、独占すると高い収益が上がる←その事業を高く評価するという構造が成立します。

至極シンプルに言えば、資本市場は独占を加速するという特徴を持っています。


次に時価総額1000兆円を超える企業

前置きが長くなりました。

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企業の未来戦略において重要になると思われるテーマについて、ハック思考に基づいて私自身の見立てを不定期…

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