FinTech時代のシン・ポータル(玄関)戦略
ポータルと銘打ってしまったが、別にYahooのような総合ポータルに限った話ではなく、ある特定のシーンを抑えたプレイヤーは、その玄関を抑えたことになります。
ニュースサイトや、レシピサイトのようなメディアも
モールや、CtoCや、シェアリングエコノミーのようなトランザクションメディアも
いわゆるカード、決済のような昔からの金融サービスから
ロボアドバイザーや、今話題のCASHのような新しいFinTechまで
全てのインターネットサービスは、ある種の動機のポータル(玄関)となっています。
暇つぶしのためにニュースを知りたいのでGunosyやスマートニュースやNewsPicksに行く
その中のコンテンツで急に料理を作りたくなってKurashiruやクックパッドに行くかもしれない
同じような目的で、Kit OisixやTasty Tableでミールキットを買う人もいる
美味しいものを食べたいのであれば、Rettyや食べログから予約するかもしれない
そこでは、楽天PayやLine Payで決済したり、AirRegiがあるかもしれない
もしかしたら、ちょっとご飯に行くお金が足りないから、メルカリから引き出すか?CASHで引き出すかもしれないし、Bitcoinで支払うかもしれない
全てのインターネットサービスは、このように何かの動機の玄関となっていることがわかります。
そして、このポータル(玄関)戦略は今の時代に大きな変化をとげようとしています。
決して、Yahooや楽天やLINEだけじゃなく、FinTechの普及によってこれからの新しい玄関戦略はどんなサービスにとっても実は有用なんじゃないか?という考えに至るようになってきました。
今日は、そんな話を書いて行きたいと思います。
アジェンダは、下記の通りです。
・プラットフォーマーのビジネスモデル
・クロスユースが収益拡大のキモに
・旧ポータルと新ポータルの激突(Yahoo、楽天、LINE、auの戦略解説)
・新時代の生活インフラ競争
・新興勢力の登場(ZOZO、メルカリの戦略解説)
・グローバルの巨人GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonの戦略解説)
・シームレスな体験によるクロスユースとFinTechによる金融事業の参入障壁の低下が起こすイノベーション
早速はじめたいと思います。
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