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インターネット広告市場の基礎講座(上級編)~広告の最適化に関する基本メソッドと考え方~

これまでに、初級編で基本的な市場規模やトレンドを、中級編でテクノロジーの進化の歴史と広告主サイドの進化について考察してきました。



今回は、3回連載の応用編として、インターネット広告を最適化するという実際の実務を考えた上での、基本理論と構造について、まとめておきたいと思います。

そして、今回特別に全3回分+おまけ3本(賛成する人がほとんどいないマーケティングに関する大切な真実+金融化した広告とその未来+なぜBtoB商材のマーケティングはなかなか洗練されないのか?)の全6本を2000円でまとめて読めるお得な買い切り型のマガジンをご用意しました。

インターネット広告による集客が必須なスタートアップや投資家の方々、インターネット広告の実務に携わる代理店やマーケターの方々、インターネットマーケティングの原理を深く理解したい方々に読んでいただければ幸いです。


ネット広告における、ムリ・ムラ・ムダ

効率的に運用できると言われているインターネット広告にも、ムリ・ムラ・ムダが存在します。

これを最初に理解することが重要です。

ムリ・・・各施策でとれる限界点があるにもかかわらず、リニアに効果が上がり続けると仮定してずっと施策を継続してしまう。仕入れた広告在庫を消化するために強制的に配信すると赤字が出ること。

ムラ・・・全ターゲットに一斉に配信すると効果にムラが発生する。(曜日・地域・時間・ターゲット・施策などなど)アクション数は安定せず広告は本来「マーケティングコミュニケーションとその結果のコントロール」に提供価値があるがなかなかそれが安定しないこと。

ムダ・・・複数施策(1施策の定義はバナー広告・リスティング広告と各広告施策のそれぞれのクリエイティブを含む)を組み合わせると総効果数は増えるが、UU数は一定のため重なりがあるため無駄が発生すること。またネット広告は必ずしもワンセッションで効果を発揮するものではなく見た後、クリックした後にCookieでトラッキング、ターゲティングすることでLPを最適にすることができたり、ターゲットに合った施策を選択でき、配信の無駄が減る。


ここでのポイントは、3つです。

・1施策において効果が鈍り出す限界点が必ずある。

・さらに、複数施策間で重ねると、各施策が同じUUにアプローチしている。

・post imp/clickを視野に入れた施策実施ができれば、より効率的に運用する余地ができる。


効率を高めようとマーケティング組織はサイロ化した

現在では、施策ごとに担当が分かれているケースも多く、担当する代理店も異なるケースが多々あります。

施策の効率的な運用やマネジメントに、高度な専門知識が必要なため、それぞれが専門特化したチームの組成を必要としたためです。

実は、皮肉にもこのサイロのような構造では、実は最適化に取り組むことができません。

なぜ、サイロ化を崩さなければ最適化ができないか?をこれからモデル化してご説明した上で、広告の最適化の具体的手法論と、そこから見えてくるデジタルマーケティングの不都合な真実、そして次の時代のマーケティングチームのあり方について考えていきたいと思います。


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Kaizen Platform CEOのsudokenです。企業の未来戦略において重要になると思われるテーマについて、私自身の見立てをまとめるノートです。