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ソフトウェア開発

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プログラミングではなく、そのプログラミング「製造/実装」を取り巻くソフトウェア「開発」における工程全体について触れたいと思います。
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#要件定義

要求はカカシを使って引き出す

要件定義の終わりはお客さまが決めてもいいのですが、たいていは上手くいきません。基本的に開…

要件定義のアクティビティ

案外、何も考えずになんとなく進めているエンジニアの方も多いと思いますが、要件定義と呼ばれ…

要件定義の極意は「急がば回れ」②

成果物のイメージを決めろ要件定義の成果物はいわずもがな「要件定義書」となります。 とはい…

要件定義の極意は「急がば回れ」①

要件定義は開発するシステムの仕様を決める重要なステップです。 開発側のITベンダーから見…

「お客さまが仕様を出してくれない」と言う考え方の悲劇

先に結論から言いますと、お客さまが提供すべきは  要求、要求事項(ニーズ) であって、要…

要件ヒアリングのコツ

突き詰めていえばIT業界だけに限った話じゃないんですけど。 なにせ私がIT業界の人間なも…

決まらないくせに変わりやすいのが要件

要件定義とはお客さまがシステムを使って実現したいことを明確にすることです。決して「何を作ればいいのか」を決めることではありません。システム化を含めて、お客さまにとって「何を実現したいのか」を明確にすることです。 重要かつ難しい仕事でここを失敗すると、あとあとまでプロジェクトに悪い影響を与えてしまいます。 私は、プロジェクトにトラブルが発生する原因のなかで、 人に依存しないプロセス上の一番の理由は  「要件が決まらないこと」  「要件が変わること」そして  「その環境の変

「仕様」は大別すると2種類存在する

「モノ作り」にばかりかまけているエンジニアにとって、仕様とは大きく1つしかありません。 …

ビジュアル化(見える化)した資料を元に進める

言ってみれば当たり前のことですが、資料を作るのはめんどくさいものです。私も好きな作業では…

要件定義のレビュー観点と確認手段

「要件定義」がどんなものかを明確に定義できるエンジニアは決して多くありません。ただ「要件…

お客さまのニーズを具体化する工程での注意点

と言われて、正しく図示できる人はそう多くありません。 図示できたとしても、よくある進め方…

エンジニアは、相手を自分の土俵に引きずり込んではいけない

…と、私は常々思っています。 ビジネスを「商談」や「交渉」中心に考えた場合、まったく逆の…

要件定義のアクティビティ

ソフトウェア開発の現場では、ひょっとすると企業ごとに呼び方が異なっていたりするのかもしれ…

要件を定める際の品質観点

要件や要求を洗い出すフェーズにおいて、重要となるポイントは大きく2つです。 《一般要求事項の網羅》 “要求"とは、「~がしたい」という利用者の希望。 “要件"とは、”要求”を実現可能にするために何をしなければならないかを表したもの。 一般要求事項とは、ユーザーから明示されていない同種のシステムであれば一般的に要求されるであろう「常識」が、すべて盛り込まれていることを確認する必要がある。特に、セキュリティ要件と障害(復旧)要件に関しては、ユーザーのBCP(事業継続計画)な

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