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ソフトウェア開発

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プログラミングではなく、そのプログラミング「製造/実装」を取り巻くソフトウェア「開発」における工程全体について触れたいと思います。
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2021年12月の記事一覧

自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」

いまや半ば常識化しつつあるKPTですが、その効果や運用をきちんと理解して導入している組織と…

失敗原因は10に分類できる

失敗を学び活用するには、失敗を分析して理解する必要があります。 言葉にすれば当り前のこと…

上手な主張がビジネスをコントロールする

人事労務用語の1つですが、決して上記のような直訳的な意味ではありません。 厳密には、より…

見積書におけるスコープの定義

見積書において、もっとも重要な情報はもちろん"金額"や"条件"の提示ですが、その際に核心とな…

ドキュメンテーションに対する危機感

様々な問題の真因を  『コミュニケーション』 と定義した時、IT業界において大きな障壁と…

プロジェクト成功までに必要なもの

これまで数多くのトラブルプロジェクトに関わってきましたが、その中で学んだことの1つに 『…

開発の最終段階になって修正要求があることの悲劇

顧客と十分に打ち合わせをし、合意を得たと思って開発したはずのシステムなのに最終段階になって「これは頼んだものとは違う」と言われます。 これこそエンジニアにとっての悪夢です。 もちろん顧客にとっても災難でしょう。 こんなことが起こるのには、それなりの原因があります。 エンジニアが経験する最悪の事態は納品時点で、 「我が社が依頼したシステムと違うから、修正してくれ。  修正するまでは検収(支払い)はできない」 と言われることです。 このような事態に陥ると、プロジェクト