資格に絶望的未来を感じるとき
11年前、雑誌で「3つの障壁が阻む 社労士絶望的未来」という特集がありました。
書かれている内容に、間違いはないと思いました。
資格なんか取っても意味ないよと、筆者は言いたいのではなく、
資格に頼る時代は終わったよ、「自分」を売りにしないと生き残れないよ
と、伝えたいのだと思います。
どんな資格でも、資格で食べていけるものではありません。
医者だって、選ぶのは患者なので、医者であれば誰でもいいわけではありません。
中には、誰でもいいという人もいると思いますが、
誰でもいい=安けりゃいい でしょう。
無難にチェーン店を選ぶ思考の人です。
(病院は金額が決まっているので、安けりゃいいでは選ばれませんね。)
無難にチェーン店を選ぶ人に選んでもらえればいいやと考えて開業する人。
失敗します。
一個人が細々と起業して、ガストに勝てるわけがありません。
誰でもいいという人に選んでもらえる自信が、どこから来るんだろう。
自分がどんな人なのか宣伝もせず、顔も出さず、
この資格持っていますだけアピールして、選んでもらえると思っている自信が謎です。
その資格を持っている人は、日本に何万人もいるのに。
何万人もの中から、選んでもらえるようにアピールしないと!と、後輩に言ったら、距離を置かれてしまった…。