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どうも、ゆるラクゴプロデューサーのイエモトです。

昨日は妻と朝からカラオケに行った後にビリヤニを食べに行こうと計画していました。→二人とも昼前に起きて失敗。
今日こそはと、朝からカラオケに行った後にビリヤニを食べに行こうと計画していました。→二人とも昼前に起きて失敗。
ちなみにこれ、先週の土日もおんなじようなことをやってます。
まぁそこまで絶対に行きたい!というわけじゃないというか、外寒いし、行かないなら行かないでインドアでやりたいこともあるし、という感じで、私達は幸せに暮らしています。現場からは以上です。

外出しないなら、ということでいくつか観たいけど観れていなかったコンテンツを摂取しました。

↑ここらへんで触れてるやつがまだぜんぜん観れていないし、なんなら日々増え続けている状態。。。(ちなみに大河はちょっと諦め気味です。)

その中で、今日はNetflixの「ポケモンコンシェルジュ」の感想を記していきます。

『ポケモンコンシェルジュ』は、ポケモンたちがお客さまとして訪れる南の島“ポケモンリゾート”の新米コンシェルジュ・ハル(声:のん)が、先輩スタッフとともにポケモンのお世話に奔走しながら、やがて本当の自分らしさに気付いていく物語を描く完全新作ストップモーションアニメだ。

https://s.animeanime.jp/article/2023/12/29/82080.html
以下、多少ストーリーに触れますので、まっさらで絶対観たい!という方は読まないでください。

努力のベクトルが違うと全く意味がない

のんさん演じる主人公のハルは、真面目で責任感も強く頑張り屋なのだけど空回りしてしまうというようなキャラクター。実社会で「相手に求められていること」ばかりに気を取られ、いつしか「自分」というものが無くなってしまっているようです。

彼女がポケモンリゾートに来た日、上司?から与えられた初めての仕事は「宿泊客として楽しい一日を過ごすこと」。彼女は、これに強烈なストレスを覚えるのです。「普通に楽しみ過ぎてはいけない!」「上司に良いところを見せなくては!」などという思考から抜け出すことができません。結果、徹夜でプレゼン資料を仕上げてみたりします。なお、上司の狙いは別のところにあるのでそんなことをする必要は無いのですが。というか、マジでちょっとイラッとしたのか、せっかく頑張ってまとめたプレゼン資料をほぼ目も通しません。ニコニコしながら。一番怖いやつ。なかなか無慈悲な仕打ちです。間違ったベクトルの努力はいくら頑張ったと言ってもなんの意味も無いよと暗に伝えられているような。

結果、「自分の気持ちに素直になる」というようなことが求められていると分かり、それをリゾートに泊まりに来ているポケモン達にも体感してもらうことがミッションとして与えられました。

ポケモンもいろいろ大変なんだな

ポケモンリゾートに泊まりに来ているポケモンもいろいろ悩みを抱えています。例えば、主要キャラのコダックは頭痛が酷くなると念力が制御できなくなってしまい迷惑がかかるから余り他人と関わらないようにしていました。あれ、文字起こしすると結構ハードな設定ですね。普通に可哀想。
そういうポケモンの事情と真っ向から向き合いながら、落とし所を見つけていき、それを通してハル自身も成長していくというのが本筋のストーリーになります。

中でも、最後の方に、トレーナーに「ピカチュウらしさ」を強要されてしんどそうなピカチュウが出てくるんですが、なかなか身につまされるものがあるというか。ぜんぜんそんな性格じゃないのに「ピカチュウらしく、元気に明るく大きな声を出そうよ!」みたいなことを言われて、しまいには病気を疑われる始末。いや、もし病名がつくとしたら「適応障害」とかがしっくりくる状態でしょうに。適応障害はストレスの原因から遠ざかれば回復に向かいますので、ひとつ言えることは、そいつから逃げて!ピカチュウ!って感じです。
しかも、このピカチュウがポケモンリゾートに来た理由が、「ピカチュウのオフ会に参加したら他のピカチュウみたいになれるかも!」みたいな、ショック療法的な最悪の治療方針により連れてこられており、もう見てらんないわけです。おまけにタチが悪いのが、このピカチュウのトレーナーが少年なのですが、これが一切の悪気なく全ての行動を取っていることです。最終的には、なんやかんやあり丸くおさまりましたが、ハルにはあの少年トレーナーをぶん殴って更生させて欲しかったですね。あれはこのままだとDVとか平気でする大人になりかねません。くわばらくわばら。

あと本筋じゃないところで印象的だったのが、ゴローン?だったかが、ポケモンリゾートからトレーナーの元に帰る日が近づいてガチで拗ねちゃってるシーン。そうだよな、トレーナーの元に帰る=仕事復帰なんだもんなって我に返りました。ポケモンはビジネスで戦ったり、トレーナーと行動を共にしている面が大きいんですもんね。あれだけ拗ねるということは、本来はずっとポケモンリゾートみたいなところでのんびり過ごしたいはず。そう考えると、尚更あのピカチュウがいたたまれない気持ちになってきたのでした。君に幸あれ。

いや、多分そんなことを考えさせる意図はないのでしょう、というくらい可愛らしいアニメーションであり演出です。全体的に明るく、テンポ良くストーリーが進んでいきます。ほんとずっと観てられる感じで素晴らしいです。のんさんの声もほんわかしてて世界観にマッチしており本当に良かった。
観ている最中は、マジでこんなリゾートがあったら良いよなぁ。とりあえずハワイ行きたいなぁということしか考えていませんでしたが、記事を書くにあたり、いろいろ思い返してみたらこんな感想になっていました。

↑観た直後のポスト。心が浄化されたはずなのにな。

時間的にも20分くらいが4話とかなので、サクッと観れちゃいます。仕事とかSNSとかに疲れたという方は、一度観てみては?

では、また。

(来週こそはビリヤニ食べたい。)

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