平熱三十七度
minamiです。
前書きのようなもの。
うつ病が悪化して、常に熱が37度越えだったときに書いた詩です。当時は会社勤務で常に冷えピタしていたので「冷えピタちゃん」と呼ばれていました。
わたしの書く詩は実話に基づいているというか、自分が体験したことをそのままわたしの目にうつった通りに書いているだけなので自分でもこれ詩なのか?などと思いながら書いています。
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気がつかれてたまるかこの悪寒に
触られるのなんて真っ平この痛み
わたしの日常、壊さないで
明日もゆうゆう生きていけるなんて
そんな風に信じるひとばかり
こっちを見られてたまるか
次の電車も待てないひとたちに
立ち止まっているわたしのことなんて
薄い声は空気に溶けて、 名前を呼んでも気がつかれない
ちょっとしゃがんでみただけ、 あと少しだけ休ませて、 いつものことだから
悲鳴はトンネルの闇に潰れていく
たいしたお願いじゃない
だれかわたしを指差して笑ってくれ
読んでくれてありがとうございます!