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我思ふ Pt.111

ゾロ目ですね。
だからなんだよって感じですけど。
ゾロ目だから吉、不吉とその世界でだいぶ扱いが違うみたいですけど、まぁいいんじゃないでしょうかね。

今日のお話は

儀式という名の出来レースの必要性

会社員を長くやっていると、しょうもない団体のしょうもない総会に出席したりしなければならない時があります。

総会と聞くと真面目に会社を経営されている役員の方々は「株主総会」とかをパッと思い描くのではないでしょうか。

私が言いたいのはそんな高い次元の話ではなくて、ハナから議論も何も無い出来レースを皆さんに披露し終了→懇親会でうえ〜い的なしょうもない総会の話です。

皆さん経験あります?

「ここで議案の提示、採決に移ります。進行を議長に交代します。議長に関してましては予め当方で選出してありますがよろしいでしょうか?」

「…意義な〜し」

「ありがとうございます。それでは議事進行を議長に交代します。」

そしてク○しょうもない議案を一つ、二つと要点だけではなくて全てを読み上げる。
当然質問や意見など出ない。
早くビール飲みてぇからな。
酒を眼の前にして意見質問、議論など鉄の処女に匹敵する拷問だからよ。

「それでは採決に移ります。拍手を持って賛成多数と判断いたします。」

パ…パチ…パ…パチパチ…

「ありがとうございます。」

みたいなの(笑)

いや、その…通例とか、伝統とか、まぁ…ね、色々あるんでしょうけど…

コレ必要あんのかい(笑)
ワシここに居る意味あんのかい(笑)


いや、私も忙しいわけではないんだけどさ、無報酬でこの場にいるわけですYO☆
自分がやりたい事…なんて…普段は無いけどさ…まぁその時間を割いて来ているわけです。
と、思ったので、当時20代後半でやや尖っていた私は同席していた同じ会社のオジサンに聞いたんです。

「あ、あ…あのコレってあたしら居る意味って…あるんですかい?」

すると、こんな答えが返ってきたのです。

「総会はその団体の最高議決機関なんだ。確かにお前の言いたい事はわかるが…まぁその…儀式みたいなもんさ。その儀式には出席人数にも決まりがある。それに駆り出された…そういうこった。」

は?
What da fuck…
要するにその儀式とやらに頭数を揃える為にあたしらは呼ばれたと、そういう事っスかね。

いや、いいんだ。
この話は数年前の話だ。
コレはコレでまぁヨシとしよう。
コロナ禍でリモートを使用したり、総会資料のみ配布して意見集約はメールといった形の総会を行ない、懇親会は無しというスタイルを取り入れたのは評価に値する。
コロナ禍でだいぶスマートな体制になったわけだ。

だが、コロナ禍に政府が飽きてきて

「五類に引き下げるよん☆後はてめぇらで勝手にヤッてね♡知らんけど。」

となった途端また始まっちまったのは愚の骨頂だ。

コロナ禍は凄まじい厄災を人類に与えたが、無駄な事を徹底的に省くきっかけになった。
長く続いた無駄な悪習、無駄な集会、無駄な儀式、無駄な懇親会を切り捨てる良いきっかけとなった事は確かだ。

これを政府が「後はご勝手に」となった瞬間省いたぜい肉を再び寄せ集め、また悪習の肥満が始まってしまったのは本当に愚かであると私は思う。

無駄かどうかを貴様らは再度検討したのか!?
組織に儀式は必要なのか!?
いつから宗教法人になったんだよ!!
こうやって悪習は続いちまうんだ!!
誰も言い出せなかったきっかけを多くの犠牲を払っちまった世界規模の厄災が与えてくれたんだぞ!!??
その犠牲を無に帰すつもりか!!

ハイ☆コロナ禍おしまい♡
さ、また始めましょ♡

じゃねぇんだよ!!


と、長いものには巻かれる私は思いました。

分かるよ?

とりあえずこういう事をやって皆さんの承認を得ましたっつう証明が必要なのは分かりますよ?
だが、このご時世それをわざわざデカい集会所を借りて、時間割いて皆さんで集まって、懇親会やる意味あるかと考えたら…ね?

色々言いましたけど、せっかくのお酒を、よく知らんおっさん、おばさんのツラ拝みながら飲むのはもったいねぇって言いたいだけです。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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