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【#43】転職を繰り返す人必見!知らぬ間に成長している能力

〈この記事を書いた人〉
福田浩樹(ふくだひろき)
1990年生まれ。大阪府出身。株式会社ネクスト COO
大学卒業後、医療機器商社に就職し病院の移転に関わるコンサルティング業務に携わる。その後、成果主義の営業に憧れ大手の住宅販売の会社に転職。しかし、軍隊式の企業風土に馴染めずわずか半年で退職することに。その後、少しの引きこもり期間を経て、再度成果主義の営業マンとして挑戦することを決意。投資用不動産の販売会社に就職し、全くの未経験ながら試行錯誤の末、独自の営業スタイルを確立しトップ営業マンになる。2022年4月に独立。新たな不動産営業の形を作るべく日々奮闘中。

今回は転職を繰り返す人必見!知らぬ間に成長している能力でお話し致します。

最近、やりたいことが見つからず転職を繰り返す人が増えていると聞きます。
現に転職率も昨年は過去最高の数字になっています。
今や誰にとっても転職というのは他人事ではなく、転職のタイミングに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
よく石の上にも3年と言いますが、辞めるべきなのかもう少し残って頑張った方が良いのか悩んだことのある人は多いと思います。

僕は過去に2回転職し、独立もしているので合計で3回の退職を経験したことになります。
その中で転職経験が多いからこそ身につけられた事もあったなと感じたことを書きます。

成長を感じにくい側面はある

思い返して欲しいのですが社会人1年目は苦労したという人は多いのではないでしょうか。
慣れないことばかりだし、経験も知識も不足している。なかなか高いパフォーマンスを発揮することは難しかったと思います。
転職を繰り返すことは一旦キャリアをリセットするという意味で、この1年目を何度も繰り返すことになります。
特に業界を変える転職の場合、当然0から仕事を学び直す事になるので高いパフォーマンスは発揮しにくくなります。
パフォーマンスが発揮できないと自分自身の成長をなかなか感じることが出来ません。
現に僕も転職をしたばかりの1年目はどの会社でも本当に苦労しました。当然、年齢は重ねていきますから同年代で活躍している同級生や同期達を羨ましく思っていた時期も結構ありました。

転職を繰り返した事で得られた能力

僕が複数回の転職を経て得られて能力としては「未経験のことに対する対応力」があります。
遠回りなキャリアの積み方かも知れませんが僕はこの能力はキャリアの後半で必ず生きてくると信じています。
一方で、1つの道を最短で極めた方が一人前のビジネスマンとして働く為には確実に近道でしょう。
ただ、良くも悪くも同じ環境に長くいると「慣れ」が出てきます。
長く続けることで知識や経験は積み上がれど自分自身の成長そのものは横ばいになってしまう側面があると思うんですね。
それにどこかしっくり来ない仕事をずっと続けるのも精神的に辛いものがあります。

転職を複数回行った結果、僕は何度も「新人」を経験することになりました。
その仕事における知識や経験がない中で仕事を進めていかないといけない状況をたくさん経験することで、ある意味「対応力のある新人」になれます。
現代は環境の変化が激しい時代です。
平均寿命もどんどん延びている関係から引退もいつになるか分からない状況。
そう考えると、個人的には同じ業界で働き続けていたとしても必ず状況や環境の変化に対応しなければならない状況は訪れると思っています。
その時に知識も経験もコネも何もないけど地力で仕事を一通りまとめることが出来る、という力は必ず役に立ちます。
これは人付き合いの方法や検索能力なんかで仕事に関する直接的な知識や経験の不足を補うという考え方なので、ある意味では邪道なのかも知れません。
ただ、キャリアを重ねていけば結局は知識や経験は得られます。
従って結果的には若い時にこの邪道なやり方による「対応力」を身につけた上でキャリアを積むことは非常に効果的なのではないかと思うのです。

複数の仕事をしたことそのものに価値が生まれる

僕は複数の業界で営業マンとして働いてきました。
何度も新人を経験することでその都度「出来ない新人営業マン」を経験しました。
その経験からなかなか成果が上がらない人の気持ちが凄く良く分かります。
居酒屋で飲んでいるおじさん達が良く言う「俺も昔は苦労した」というのを何度も繰り返したわけです。
その結果、自分が経験してきた全く成果を出せないところから成果を出せるようになるまでのプロセスそのものに価値を持たせることが出来る様になりました。
営業コーチングの依頼をいただくことも多くなったんですね。
僕はあくまで不動産の営業マンなので、コーチングに関しては最初はほとんどボランティアで関わり始めました。
その中でコーチとしても実績が積み上がり徐々にお金を払ってでも依頼してきてくれるお客さんが増えてきたという流れです。
複数の商材を販売してきたことで「業種問わず応用できる営業スキル」と「業界特有の営業スキル」を見極めて話すことが出来るのが僕の強みです。
1つの業界でしか成功していない人に比べると少しは広い視野を持って話せているのかなと思います。
これは転職が多かった僕のキャリアだったからこそ身についたものだと思います。

仕事が続かないからということで悩む必要はない

転職が多い=忍耐力がないとか継続力や根性がないと判断するのは早計だと思います。
もし、その事に悩んで環境を変えられずにいる人がいるのであれば「そんな必要は全くないですよ」と言いたいです。
ただ、転職をしようがしまいが結局は努力が必要で身を置いている環境でそれなりの存在感を示す必要があるのは間違いないです。
何なら転職をすることでまた0からキャリアをスタートさせるという意味では更なる努力が必要になるかも知れません。
それでもどんな理由があろうと新しい環境に挑戦しようという姿勢そのものは高く評価されて然るべしです。
環境を変えることに悩みを持っている人がいるのであれば、是非勇気を持って一歩を踏み出してみてください。
あなただけのキャリアを築くチャンスです!

ではまた!

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