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【#51】凄い人とは?

〈この記事を書いた人〉
福田浩樹(ふくだひろき)
1990年生まれ。大阪府出身。株式会社ネクスト COO
大学卒業後、医療機器商社に就職し病院の移転に関わるコンサルティング業務に携わる。その後、成果主義の営業に憧れ大手の住宅販売の会社に転職。しかし、軍隊式の企業風土に馴染めずわずか半年で退職することに。その後、少しの引きこもり期間を経て、再度成果主義の営業マンとして挑戦することを決意。投資用不動産の販売会社に就職し、全くの未経験ながら試行錯誤の末、独自の営業スタイルを確立しトップ営業マンになる。2022年4月に独立。新たな不動産営業の形を作るべく日々奮闘中。

今回は凄い人とは?というテーマでお話し致します。

皆さんも人生で一度くらいは「凄いと周りに思われたい」と思った事ってないでしょうか?
承認欲求は誰にでもありますし、その気持ちを原動力に頑張れるのであれば何も悪いことではなくて、むしろとても良い事だと思います。
僕もやはり褒めて貰うとめちゃくちゃ嬉しい人間なので「凄いと思われたい!」と思って頑張ったことは過去に何度もあります。

過去を振り返ると、ありがたいことに「福田さん、凄いですね」と褒めて頂いた事が何度かはあります。
独立してからもそうですし、前に勤めていた会社でトップを取ったときもそうです。

でも、個人的に思うのは前の会社に勤めていた時と今とでは「凄い」の質は全然違います。
トップを取ったときに言って貰った「凄いですね」は「周りより優れている」意味での凄いです。
対して、今言って貰っている「凄いですね」は「周りと異なっている」意味での凄いなんだと思います。

以前の会社で結果を出したときの僕は確かに凄いことをしたんだと思います。(自分で言うのもあれですが)
同じ商品を販売しようとしている人達が他にも何十人もいて、その中で誰よりも高い結果を残したわけですからね。
仕事の質や努力の量、営業のスキルなど、何かしらが周りよりも優れていたのは間違いないと思います。

一方で謙遜でも何でもなく、今の僕がやっている事は全然凄くないです。(笑)
独立を機に仕事内容も変わっているので、分からない事や失敗することばかりです。
カッコ良く言えば「試行錯誤の連続」とかになるんでしょうが、現実は「本当に分からないからとりあえずやってみる→クオリティが低いから怒られる」の繰り返しです。(笑)
色んな人に助けてもらっていて、時には迷惑をかけて。
本当に勉強不足を痛感する毎日です。
まあ、こういう毎日を何とか楽しみながらやっているだけで特別な事は何もしていないわけです。
恐らくそういう人が珍しいんだと思います。
繰り返しますが、今の僕と同じクオリティの仕事をこなすことが出来る人は大勢います。
やっていることは本当に何も凄くないです。
ただ、この独立という働き方というか環境に身を投じた事自体が珍しいので、周りの人は「凄いね」と言ってくれているのだと思います。

そうすると、凄い人になるには2パターンあると考えられます。
本当に凄いことをして周りより「優れる」か、凄い(珍しい)環境に身を置いて周りと「異なる」かです。
確かに、何も分からずにいきなりアフリカに行きました、みたいな人がいたら「凄い!」ってなりますよね。
僕は海外経験が豊富なわけではないですが、多分アフリカに行っても何とか生活していくことになるんだと思います。
言葉が通じなくても何とかコミュニケーションは取るんでしょう。
今と同じように色んな人に支えられながら、体調なんかも崩しながら。
それでも自分の役割を見つけて何とか仕事をして1年後には生活費を稼いでいくことくらいは出来ているんじゃないかと思います。
実際にやったことはないのでどうなるか分からないですが、ここまでやればほとんどの人から「凄いですね!」という言葉を貰えるでしょう。

でも、日本にいて1年後に誰から見ても「凄いですね!」という成果を取ろうと思うと結構ハードルが高いと思うんですよね。
正直、アフリカで1年間生活するより100倍くらい難しいと思います。
それこそ、相当な努力の量の質が必要だからです。
でも、恐らくこちらの手法をとろうとする人が多いのが現実です。

僕の例でいっても、別に独立することは本当に難しくないです。
単に今の会社を辞めるだけなので誰にでも出来ます。
そして、正直日本にいれば別に仕事なんて本気を出せば何とでもなります。
年収が下がる可能性もあるし、安定や社会的信用がなくなるといったネガティブな面も当然ありますが、雑な言い方をしてしまうと生活するだけなら本当に何とかなります。
大切なのは勇気を持って周りと少し異なる環境に身を置くことです。


僕が思うのは世の中的に凄いと言われている人達も案外こんな感じで始まったんじゃないかなと言うことです。

【異なる環境×凄くないこと=凄い人】
という評価を受けられるわけですから
【異なる環境×普通のこと=結構凄い人】
ですし、
【異なる環境×凄いこと=めちゃくちゃ凄い人】
になるわけです。
意外と何をやるかよりもどこで(どういう環境で)やるかの方が大切なのかなと思ったりします。


凄い人になるために色んな勉強をしたり、資格を取ったりスキルを磨いている人もいると思います。
それはそれで素晴らしいことです。
それを普通とは異なる環境でやってみると案外あなたは「既に凄い人」になっていたということもあるかも知れないですよ。
今の努力の中に少し環境選びに時間を割いてみてはいかがでしょうか?

ではまた!

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