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【本要約】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

こんにちは!本日は「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」(KADOKAWA)という本の紹介をします!

これまで私の就活系記事で何度か紹介させていただいている本です。「自己理解」をテーマに情報発信をしている八木仁平さんの本です。

この本であなたの本当にやりたいことが見つかります。それも論理的にみつけることができます。

就活生や転職活動中、または「何かやりたいけど、具体的になにをしたいかわからない」という方には超オススメです!

やりたいことを見つける方法を学び、その後ワークを行うことでやりたいことを見つけましょう!

やりたいこと探しを行う前に

なぜ今までやりたいことが見つからなかったのか考えてみましょう。それは自分だけの基準が分からないからです。

「今の時代はプログラミングをやっておけ!」「これからは動画編集の時代だ!」「仮想通貨に投資しとけ」などをよく言われますが、どれが自分にあっているのかはわからないですよね。沢山ある選択肢を全て経験するのはかなり時間がかかります。非効率的です。このような情報に流されると一生やりたいことが見つかりにくくなります。

自分の基準を見つけるためにこの本で自己理解をしましょう。基準が分からないということは自己理解ができていないのです。

やりたいことを見つける3つのステップ

やりたいことを見つけるためには

1.大事なこと(価値観)

2.得意なこと(才能)

3.好きなこと(情熱)

この三つを探すだけです!この3つが重なったところにあなたの本当にやりたいことが存在するのです。

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失敗しがちな人はこの中の一つだけにフォーカスして行動してしまう人です。

例えば「学生時代野球一筋で、野球が大好きだから野球用具メーカーに販売職で就職しよう」と考えて実際に入社した人。その人は入社してからどこか心が満たされませんでした。理由は野球をプレイするのは好きだけど、販売をすることは好きではなかったからです。

その人は野球のどういうところが好きなのか理解していたらもっといい仕事が見つかっていたはずです。

このように、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」どれか一つでも欠けてしまうと「本当にやりたいこと」は見つからないの注意しましょう。

1.大事にしてること(価値観)を見つける

価値観とは方向性です。例えば「安定志向」という価値観(方向性)で生きている人がいれば「常に変化している方がいい」という価値観(方向性)で生きている人もいます。 

このような価値観を実際にワークで見つけてみましょう!

今から質問を5つ出すので素直に答えてみてください。

1.あなたの尊敬する人、キャラクタ―は誰ですか?その人のどんなところを尊敬していますか?

2.学生時代で自分に影響を与えた最も大きな出来事は何ですか?それは自分にどう影響を与えましたか?

3.今の社会には何が足りないと思いますか?

4.「自分って人生で何を大事にしてそう?」と誰かに聞いてみて下さい。その中で共通するキーワードはありましたか?

5.自分が他人にアドバイスするとき、一番伝えたいことは?

この5つです。質問の太線部分の回答ががあなたの価値観です。また3問目の質問は出てきたものの反対があなたの価値観です。例えば私の場合「主体性のある学生が少ない」と考えているので、わたくしの価値観に「主体性」があるとわかりました。

いくつか出てきた価値観をランキングにして順位をつけてみましょう!最終的に一番なりたい、大事にしたいものがあなたの価値観です!

さらに価値観ランキングの中で、他人に影響を与えようとした価値観を見つけてみてください。(紙にエピソードと価値観をいくつか書くとわかりやすいです)。一番多く出てきた価値観があなたの「仕事の目的」です。ぜひ仕事の目的を見つけてみましょう。

2.得意なこと(才能)を見つける

得意なこととは成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターンの事です。プログラミングや動画編集などの具体的なスキルの事ではありません。

自分では普通にできることだと思っていてもほかの人からしたらすごいことだったりするのです。

例えば私は「人の感情を読み取る」という才能があります。全く人の感情を察せない人からしたらこれも一つの才能になります。

無意識な感情・思考なので自分では気づきにくいですが、これも5つの質問に答えて見つけてみましょう。

1.人生で充実していた経験は?(やると充実感を得られるものがあなたの得意なことです)

2.最近他人にイラっとしたのはいつ?(他人に「なんでこんなこともできないんだ」と思ったらそれがあなたの得意なことなのかもしれません)

3.仲のいい人に自分の長所を聞いてみてください(他人から見た自分の長所を聞いてみましょう)

4.もし仕事をやめたとしたら、もっとやっておきたかったと感じるものは?(もっとやりたかったことにあなたの才能が隠れています)

5.これまでで成果が出たことは何?どうやって成果を出した?(パっと思いついた成功体験を深掘りして得意なことを見つけましょう)

以上5つです。ここで出た長所を10個以上まとめておきましょう。長所をまとめておけばそれはあなたの取扱説明書になります!取扱書があれば自分に向いてること向いていないことがはっきり見えてくるのです。

3.好きなこと(情熱)を見つける

最後にあなたの好きなことを見つけましょう。好きなこととは興味・好奇心を感じ分野の事です。

ここで重要なのは「役に立つから好き」という分野は省いて「興味があるから好き」という分野にだけ焦点を当てましょう。

「役に立つから好き」というものは他人の基準を通して好きになっているので、本当の自分の「好きなこと」ではないのです。ここでは自分だけの基準を見つけたいので「興味があるから好き」という分野を見つけましょう!

これも5つの質問で「好きなこと」探しをしましょう。

1.お金を払ってでも勉強したいことは?(勉強したい、もっと知りたいと思うものは興味を感じているものです)

2.本棚にどんなジャンルの本が眠っていますか?家に本がない人は書店に行って興味あると思った本をいくつか見つけてみましょう。(役に立つ本ではなく、直感で好きだ!と思った本に興味が隠されています)

3.これに出会えて救われたと思う分野・ジャンルはありますか?(救われたと思うものには興味が湧きやすいです)

4.これまで生きてきた中でお礼を言いたい仕事、人はいますか?

5.これまでで世の中に対する怒りを感じたことは?(現状への不満から興味を見つけましょう)

以上5つでした。

最後にこれらを組み合わせる

まずは「好きなこと×得意なこと」を掛け合わせて「やりたいこと」仮説を立てましょう。ここではとにかく自由に組み合わせていきましょう。

著者の場合は

「自己理解(好き)×体系立てて説明する(得意)」→「自己理解を体系立てて伝える人」

「自己理解(好き)×新しいことを学び続ける(得意)」→「自己理解を研究する人」

「ボードゲーム(好き)×体系立てて説明する(得意)」→「ボードゲームについて発信する人」などなど…

ここで出てきた「やりたいこと」を最後に「価値観(仕事の目的)」と比較していきましょう。そこで「価値観(仕事の目的)」につながりそうなものがあなたの「本当にやりたいこと」なのです!

著者の場合は「夢中な人を増やす」という「価値観(仕事の目的)」に従うと「自己理解を体系立てて伝える人」が一番つながっているそうです。

それにより本当にやりたいことを見つけた著者はこのような本を書いて「夢中な人を増やす」という仕事の目的を果たしているのです。

皆さんはやりたいことが見つかったでしょうか?

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。自己理解にはこれ一冊しかオススメできないくらいロジカルで具体的に書かれた本でした。

今回は5つの質問しか書けませんでしたが、購入すればさらに30問の質問で自分を深く理解することができ、本当にやりたいことが見つかります!

是非一度読んでみてください!

本日もありがとうございました。よろしければフォローとスキよろしくお願いいたします!


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