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AIイラスト販売してみた:2023年のチャレンジと成果

今年もあっという間に過ぎ去ろうとしていますね。時間の流れの早さにびっくりです!

今日は、今年の初めに書いたこんなブログを振り返ってみたいと思います。


『Adobe StockでAI生成イラストの販売を始めてみたら、、』
思いもしなかった1年になりました。今年一年の生成イラストの販売の過程や売り上げを、今日はシェアしてみたいと思います。



🟢 きっかけはこんな事から:AIイラストとの出会い


みんなが自宅にこもったコロナの自粛期間、私は一眼レフと出会いました。そして風景写真や、物撮りの写真をストックフォトとして販売し始めたんですが、昨年末とんでもないものに出会ってしまいました。

それは、AIが生み出すイラストの世界。写真を撮るように一瞬で絵が生み出されるそのスピード感。さまざまなテイストの画像を次々と生成していくその凄さに、私はもうただただびっくり。

そして、Adobe StockでAI生成画像の受付が開始されたというニュースが舞い込んできました。これは「やるしかないかも」と思っちゃったんです😓



🟢 理想と現実:AIイラストの販売結果は?!


生成イラストを販売しようと目論んでいた頃、実はもう少しうまくいくんじゃないかと思っていました。でも、そう簡単じゃありませんでした💧

生成イラストは、今年とんでもない速さで進化しました。でも当初はまだ、思いもよらないイラストがどんどん生成されるばかりで、画像修正にとても時間がかかったんです。

2023年1月Stable Diffusionが描いた『お菓子の街』

上のイラストは1月に生成した『お菓子の街』一見ステキに見えるんですけど、拡大すると窓枠や影、枝ぶりがおかしすぎて直しようがなかったイラストです。

生成画像も進化して、今は修正なしで下のようなイラストが出てくるようになりました。

2023年12月Leonardo Diffusion XLで生成『お菓子の家』


また日本語のプロンプトもしっかり理解して、生成してくれるようなものも出てきました。

2023年12月 DALL-E3が描いた『お菓子の街』


あの頃はとても小さい画像しか生成されず、しかも拡大してみると至る所におかしな箇所があって、修正に時間がかかり審査を通らせるまでが大変でした。

そして、Adobe Stockの審査も、秋まで異常に遅延していました。SNS上では、AIでみんなが一気に画像生成し始めて、集まりすぎたのではなどと噂されりもしていました。

普段は3〜4日で終わっていた審査が、半年経っても結果が得られず、いくつかの作品は取り下げざるを得ませんでした。

2023年4月Stable Diffusionで生成した犬のイラスト


上の画像は今年の春、新聞社の取材を受けて生成した走る犬のイラスト。足や指の数が多いのはこの頃まだよくある事でした。


上のような画像を手描きで修正し、それを下絵として読み込ませ、またプロンプトを書き直し、何度も生成を繰り返して下のようなイラストを完成させるまでに何時間もかかっていました。

2023年4月 修正をかけて直した犬のイラスト


今は一回の生成でも下のような美しい画像が手に入れられるようになりました。

1年前は、何度も何度も生成してやっと一つ良いものを見つけるというようなお宝探し的な感覚もあったんです。

2023年12月 DALL-E3が描いた 走る犬


こうして生成イラストを販売し始めた事に対する周囲の反応もまちまちで、何をやっているか分からないけどとても心配という親や、著作権は大丈夫なのかという友人、やり方を教えて欲しいという息子たち。

色々言われるだろうとは思っていましたが、それでもパソコンやスマホが浸透していった初期の頃に比べ、ずいぶん柔軟な雰囲気があるように感じた一年でした。


Adobe Stockの審査待ちで悩んでいた頃、日本の画像素材サイトのPIXTAでもAI画像を受けつている事を知りました。それで両方で審査を受けてみることに。

そうして年間で登録した生成イラストは、PIXTAが108枚、Adobe Stockが68枚。(私の場合はこの上に、同数程度の写真を登録しています。)

Adobe Stockの1年間の売り上げ


今年のAdobe Stockでの売り上げは$36.46、PIXTAは29.55クレジット(税金、手数料を引いて約 2,700円程度)

売り上げは、どちらも写真3に対し、生成イラストが1くらいの割合でした。



🟢 2024年への期待を込めて


この一年を振り返ると、AIイラストを販売するまでが精一杯で、購入者がどんなものを求めているのか、そのニーズを掴むまでには至れませんでした。私の場合はその点がすごく残念です。

一方で、リアルな写真の需要は意外と安定していることにも気づかされました。来年は写真も登録していきたいなと思っています。

そして、これから素材を登録したいなと思いながらこれを読んでくださっている皆さんへ。今はAI画像のクオリティが格段に進歩して、審査もとても速やかになっています。AIの画像修正もPhotoshopなどを使えば、簡単にできるようになりました。クリエイターにとってチャレンジしやすい環境になっているんじゃないでしょうか。

私みたいに要領を得ずにやっていても、ありがたい事に素材を買ってくれる人はいるみたいです。なのできっと皆さんなら大丈夫!

眠っていても、自分の作品が売れていくっていう喜びは、一度味わうと忘れられないものですよ。

ではでは、拙い経験談でしたが、皆さまのお役に立てる事を祈っています👋💕


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無料画像配布

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有料画像販売

PIXTAAdobe Stock などでも販売しておりますので、こちらもご検討いただけますと幸いです。
最近はAI生成イラストの販売も開始しましたので、ぜひ一度ご覧ください👋
感謝を込めて💕

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