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クロネコヤマトミュージアムに行って学びになったこと箇条書き

住所:〒108-0075
   東京都港区港南2丁目13-26 ヤマト港南ビル6F
開館時間:10:00〜17:00
定休日:月曜日
入館料:無料

パスをタッチして入場するスタイル
良いところだけでなく、遅れていた会社であった事実、失敗も展示してる
ブラック会社リストに載せられたことを展示
テキストを立体化したりアートな展示が多い
すごいオシャレぇーきれい
広くて座るところもあって体験コーナーもあって良い
近くにクロネコヤマトカフェつき

定期便→色んな人の荷物を1台のトラックに積み合わせ決まった時間に決まったルートで配送すること→雑貨屋とかには便利
戦前の事業
貸切トラック輸送→食料品輸送が中心、アメリカ軍人の引っ越し
百貨店輸送→百貨店から家具を配送したりした
戦後始めた事業
鉄道貨物輸送
海上貨物輸送
航空貨物輸送
美術梱包輸送
旅客

1919 銀座の大通りを牛車、荷車が通るのを禁止された(自動車はオッケー)
1919 大和運輸株式会社創業
創業時のトラックはフォード製とデンビー製
八百屋の人間がはじめた
1921 鮮魚配送事業開始
1923 三越と商品配達の約定 横浜までの家具配達
関東大震災後、復興のためトラックを提供
鉄道網が破滅したため復興輸送に多大な貢献をし、国から多額の運賃を受け取った(不眠不休で働いて信頼を勝ち取った)
1924 まだまだ和服の時代に制服を採用 浜松町に車庫兼修理工場
復興輸送で需要を見込み競合が相次いで誕生
値引き競争には参加せず、綺麗な車両、綺麗な制服、丁寧な運転手で差別化。婚礼の荷物や宮内庁など上流階級がお得意様になった
1929 東京-横浜で定期便開始(日本初)
1941 太平洋戦争で事業縮小
疎開輸送を命じられ疎開先に重要物を輸送
軍の機構に組み込まれそうになるが実行に移されず終戦し、なんとか戦争加担企業として解体されずに済んだ
1957 ネコマーク制定
ネコマークはアメリカの陸運会社アライドヴァンラインズ社のマスコットマークを見て制定。割とデザインパクってる
子供を運ぶ様に気をつけてるという心構えがあらわれている
1958 美術梱包輸送に参入(インカ帝国文化展)
美術品や博物館の展示品を輸送する技術を培った
大阪万博も担当した
1960-1970は驕り期、遅れた会社になり、オイルショックの影響で倒産危機
1971 社長交代 次男が後を継ぐ
1976 宅急便誕生
電話すればサービスエリア内翌日配送ができるシステムを構築。それまでは急ぎの荷物は郵便局や運送店に自分で持って行く必要があった。
1台の集配車が他の集配車と被ることなく適切に配置すれば、コスパがよくなる
宅急便制度は社員から猛反対されていた
今コンビニが担ってる取扱店としての機能を米屋、酒屋、燃料屋にお願いしていた
TVCMで宅急便という名前が広まった
宅急便センター1号店は埼玉深谷センター
荷物が集まる様になったのは1ヶ月たってからだった
めちゃめちゃ広告打った
宅急便の運転手をセールスドライバー(SD)と命名
営業・運搬・接客の区別なく全て自分でやるという職業の呼称をつけた
1日100回以上おこなう荷物をおろす作業をしやすい宅急便に合う車の開発。立って荷物を整理できるとか
1980 バーコード付伝票採用 端末で品質管理などできるようになった
1981 全国展開狙う
配達するには路線免許が必要
地元企業の反対などですぐには免許おりなかった
1985 1人1台端末を持つ時代に
1997 小笠原諸島を最後に日本全国制覇
2017 第8次システム

スキー手ブラ便、クール便、ゴルフ宅急便、音楽宅急便など色々なサービスを次々に展開

魔女の宅急便は特別協賛で参加
宅急便というシステムと名称は大和運輸開発

ヤマトは高尾山と北条稲荷とゆかりあり
マッカーサーのアメリカ引き揚げの引っ越しを手伝った。車両18台、3日を要した作業だった

美術品輸送
企画展輸送→6割 一貫輸送してる
コレクター等に連絡、梱包、飛行機手配、集荷、通関など全部やる
コンクール展
海外品
下見しないと梱包方法がわからない、ノコギリで分解しないと無理など
美術品輸送専用車→20-22度に保つ
ミイラ梱包大変、折れたらマズすぎ

酒の梱包、穴が開きにくいダンボール、空気を入れて品物を守るなどいろんな梱包技術が

路線事業進出のため第二大和をつくった、今のヤマトはこの第二大和を継承している

ヤマトの仕事風景が見れる
進学校の男子校っぽくて良いかんじ

製品修理をヤマトでやることで回収から返却までヤマトで完結できる
高齢化、手ブラ旅行、環境保全etc
物流企業は色んなところに繋がるな、、、

アジア圏へのクール便の拠点 沖縄グローバルロジスティックセンター
厚木ゲートウェイ、中部ゲートウェイ、関西ゲートウェイの3つの巨大拠点を軸に止めない物流を実現がんばる
展示映像をタブレットで全部みれる

感想
展示の仕方も素敵で空間デザインに力が入っているなと感じた。
企業の歴史の負の側面もしっかり展示していてイメージが良くなった
展示物もテキスト量も申し分がなく今まで行った博物館の中でもとてもお気に入り
子供を連れてきているファミリーも複数組いた


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