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國學院大学博物館に行って学んだこと箇条書き

考古学展示

  • 発掘されるものには、当たり前だが用途がわかるものと分からないものがでてくる→わからないものは儀式の道具、呪術の道具にされがち?

  • 鏡、剣など貴重なものは神に捧げるものとされていた。権威の象徴になってたから神話とかによく出てくる??

  • 2世紀くらいに神道文化が形成されていった??

  • 埴輪は死んだ人に捧げる財といて一緒に墓に入れている

  • 700年代に仏教の影響で土葬から火葬の風習が広まる

  • 720年頃は神道、仏教、道教が文化として並立してた。

  • 道教に関して、日本は道教の体系的なものは拒絶したが、方術を最先端なものとして導入した

  • 8世紀半ばに仏教の影響を受けて神道の神々も神像を祀るようになった。


  • 700万年前猿人出現、日本列島へホモサピエンスが来たのは遅くとも4万年前くらい

  • 定住生活の普及が普及してからを縄文時代と呼ぶ

  • 1万6000年前くらいには日本でも土器が発明され、狩猟採取したものを生ものと焼きもの以外に煮物にして食べられるようになった

  • 胡桃やどんぐりは製粉してクッキー状にして食べたりもしてた

  • 東アジアは世界最古の土器の起源地としてしられている

  • 縄文土器は紐の結び方で土器のデザインアレンジしてたっぽい

  • 後期旧石器時代には硬く鋭利で切れ味がある黒曜石がよく使われた→九州南部、長野、東北日本海側に原産地多め


  • 古墳時代、内紛が絶えなかったが、2世紀ごろに卑弥呼を女王として共立し、小国の連合体を形成する

  • 共通した葬祭で社会が統合され、やがて古墳祭祀となり神道の原型が形成された

  • 古墳時代は国家形成期

  • 6世紀なかばに仏教伝来、前方後円墳の時代が終わる。白村江の戦いで唐、新羅に敗れたのが唐の律令制を参考にした国家形成の進展を後押しした。天皇の君主号や「日本」という国号がこの時に定まった。

  • この時代に国分寺単位の管理体制?→平安時代荘園単位管理→鎌倉〜戦国時代地方分権→明治廃藩置県今に至る


  • 飛鳥時代に朝鮮半島からの伝来で土器文化から陶器文化、瓦文化になる

  • 常滑や渥美、瀬戸で陶器が生産されたのは12世紀頃

  • 13世紀以降に僧侶や武家に火葬が普及して、陶磁器など骨臓器の利用が増えた


メキシコのキリスト教普及

  • スペインが植民地にしてから、初期のころは普及しなかったが、グアダルーペの聖母出現の奇跡の物語が広まり、浸透していった。現在は77%の国民がカトリック信者(ブラジルに次いでカトリック信者人口多い)

  • 奉納画と呼ばれる、庶民によってブリキなどの金属板に書かれた宗教画がある


神道展示

大嘗祭

  • 7世紀後半に始まる、天皇の即位に伴い行われる極めて重要な祭祀

  • この日のために特設会場を作る→令和天皇もやったのかな??

  • 伊勢の神宮における祭り→天照大神関連→丁重にやる

  • 式年遷宮

  • 平安時代に天皇と関係が深い祭りが増える→賀茂祭、春日祭、石清水祭が代表格で重んじられてる

  • 仏教が神道に与えた影響は大きい

  • 伊勢神道や吉田神道など中世を代表する神道思想は仏教からの影響を受けている

  • 逆に日本の仏教が神道の神々を取り込んでいる側面もある→神宮寺(神宮+寺)が創建され、神の前で読経をする、中近世には庶民も畏敬する仏教文化になった

  • 江戸時代は神社祭礼が活発になり、特に神田神社の神田祭は幕府公的な祭事でもあり盛況していた


  • 祭りは季節に応じた形で開催される

春→胎動、夏→飛躍、秋→成熟、冬→隠忍


  • 神社本殿の造りは派閥?によって違う

神明造→伊勢神宮
大社造→出雲大社
住吉造→住吉大社
流造→賀茂別雷神社
春日造→春日大社
八幡造→宇佐神宮

  • 古事記、日本書紀、万葉集の研究をし、国学を広く知らしめた功績人として、荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤の4人がいる

  • 明治以降西洋文化によって近代化が進んだが、日本の将来の発展のためには伝統文化も尊重しなからばならないとして、1882年に皇典研究所が飯田橋に創立(後の國學院大学)

  • 終戦後、占領政策で神社に対する圧力が大きくなる中、皇典研究所は神社関係団体とともに解消され、神社本庁が設立。単独法人として國學院大学が設立

  • 國學院大学は初代総裁が有栖川宮家であったため有栖川宮家と関係が深い


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