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中途入社でコンサル業界で生き残るために役立ったオススメ本

はじめに

こんにちは。とり@コンサルです。
中途でコンサルの世界に迷い込んだ者として、コンサル業界で生き残るために役立った本をまとめてみました。
Twitterでも読書ログを残してはいますが、特によかったな、と感じた本をこちらのnoteではまとめていきたいと思っています。
都度アップデート予定なので、よければフォローいただけると嬉しいです。

コンサルでの働き方を知るために

コンサルってどんな過ごし方をするのか?全体としてどんなスキルやマインドが求められるのか?あたりを知るのにオススメの本です。

「図解 コンサル一年目が学ぶこと」

コンサルの人がどういう思考回路で、どんな仕事の仕方をしているのかをざっと理解する上ではとても役に立った。新卒・中途関わらず役立つと思う。
通常版と図解版とあるが、図解版の方がとっつきやすいとは思う。

「コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル」

作者がコンサル会社においてどのような過ごした方をして、どんな壁にぶつかって、どう乗り越え、何を学んだのかが書かれていて小説感とビジネス本感のバランスがちょうど良かった。
入社前にコンサルの働き方のイメージを持つにも役立つし、コンサル入社後の自身の働き方の振り返りにも役立つと思う。

「コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト」

これを体現できたらコンサルでもしっかり活躍できるのだろうなというTIPSの詰まった本だった。今のコンサルの環境とは異なる以前のコンサルの環境の過酷さの一端も垣間見れもする。目指すラインとして意識しておく水準を知れる本だと思う。

思考力アップのために

コンサルの一つの強く求められるスキルは思考力だと思うのです。
コンサルとしての頭の使い方を鍛えるために参考になった本がこちらです。

「仮説思考」

コンサルに入ってから何回「最初に仮説立てて考えて?」と言われたことか。
コンサルでは特にこの仮説思考ができることが必須な気がしている。
事例も多く、少し丁寧すぎるぐらい仮説思考って何なの?何で大事なの?が解説されてるので、仮説思考ってなんなのか?を理解するにはいい本だと思う

「瞬考」

こちらも主には仮説思考に関しての内容が書かれた本。
特に、仮説思考ってどうやって鍛えるの?と言う問いに対しては圧倒的インプット!が一つの結論となっていて、普段のインプットの重要さと自分の足りなさを痛感できる。
仮説思考を別角度から深める意味で良本だった。

「変える技術、考える技術」

気遣いやチャーム、思考の仕方など、コンサルで生き抜くのに役立つであろうTipsが多く書かれている本。Tips的な要素が強いので、比較的すぐ実践できる内容が多いので、早めに読んでおくのが吉だと思う。

「目的ドリブンの思考法」

仮説立てることが重要とされるコンサルタントだけれど、結局なんのための仮説なのか?というのを考えないとダメなわけで、「その作業何のためなんだっけ?」、「そのスライドの目的は?」なんてことはしょっちゅう問われる。なので、目的がいかに大事で、どう考えるべきかを勉強する上で役立った本。目的、目標、手段の三層構造は意識は必須、というのがわかる。

「イシューから始めよ」

有名な元マッキンゼーの安宅さんの本。
コンサルだと仮説もそうだけど、「論点はなんなの?」という問いに常に答えていかないといけない。今置かれた状況で答えを出すべき問題(=イシュー)は何かを見極めて解決策を考えていくことこそがコンサルに求められることだと教えてくれる。
話の抽象度は少し高めなので、ある程度業務を体験してから読んでみるとしっくりくる気がする。

「地頭力を鍛える」

コンサルの人は地頭がいい印象があるけれど、その地頭がいいってなんなのか?を解説してくれている本。
地頭を鍛える練習としてフェルミ推定も紹介されているので、コンサルへ転職を考えている人、コンサル入ったばかりの人にはとてもおすすめだと思う

「採用基準」

タイトルは採用基準だけれど、マッキンゼーが重視する採用基準であるリーダーシップについての本。
リーダーシップがコンサルの問題解決の仕事にどう役立つのかが解説されており、特に大きなファームにいる若手にぴったりな本だと思う。

「アナロジー思考」

コンサルの方々はキャッチアップが異常に早いけれど、その一端がこのアナロジー思考だと思う。
いわゆる「一を聞いて十を知る」をできるようになるための思考法がこのアナロジー思考。
未知の事柄に対して既知の事項から類似性を見つけて応用するにはどうすべきか、その方法論について書かれており、読んですぐ身につくわけではないので、早めに読んでおくのがいいと思った本

「ロジカル・シンキング」

ロジカルシンキングってもうコンサルとしての基礎の基礎として求められるものなわけなので、体系的にロジカルシンキングって何?と言うのは体系的に理解しておくのってとても大事。
こちらは20年以上前の本だけど、今でも読まれる名本なので、ぜひ。

「「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術」

思考力って正直日々の積み重ねでスキルアップってなかなか難しいと思うのだけれど、こちらの本の作者はキーワードやフレームワークを暗記して使いこなせ!と言うアドバイスをされてて、思考力強化の仕方としては有用だと思うの。
上司への確認時に「これでいいですか?」と聞いている各位はすぐ読んだ方がいい。

「思考の質を高める 構造を読み解く力」

構造化して話す、構造化して資料を整理する、といった形で”構造化”と言うキーワードはコンサルで非常に求められる機会が多いと思うの。
構造化力ってどうやって鍛えるのかについて書かれているので、「もうちょっと整理して話してくれる?」とか「この資料何が言いたいのかよくわからないんだよね」と言う指摘を受けたことがある方は要チェックかなと。

ビジネススキルアップのために

やっぱり先輩コンサルの方々は一つ一つのビジネススキルも高いレベルで持っているのですよね。
そう言う意味でビジネスベーシックなスキルも曹操に鍛えなきゃいけない。そんな際に役立った本がこちらです。

「センスは知識からはじまる」

仕事でセンスある人になるにはどうするか?と悩むことはあると思うのだけれど、そもそもセンスって何なの?ということが書かれている本。
仕事のできるセンスある人になるにはどうするかを勉強するにはとても良い本だと思う。

「1分で話せ」

コンサルだと若いうちからクライアントの偉い方に話す機会が多いと思うので、プレゼンの勉強は大事だと思う。
プレゼンのゴールは伝えることじゃなく、相手を動かすこと、というの言われると当たり前だけど大事なことを気づかせてくれる。
そのプレゼンで相手に何をして欲しいの?と考える癖をつけられるようになった。

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」

どうやって仕事のスピードを上げることができるのか?といういわゆる時間術の本。一つのタスクに集中し最初の2割の時間で8割の仕事を終わらせる、というのが一つのポイント。意外とだらだら締め切り間際で焦ってる身としては反省が多かった本。

「頭のいい人が話す前に考えていること」

コンサルのみなさん非常に会話のスピードが速い、と言うのは入社してから感じた一つの大きな印象。みんな端的に話すし、聞く側も端的な情報からどんどん理解をしていく。つまり端的に話せないとスピードに乗れないわけなので、話し方ってのはやっぱりとても重要。
「で?何言いたいの?」と言われことある方は読んだ方が良い。

メンタルタフネス強化のために

先輩コンサルは頭の回転早いし、ビジネススキルも高い、となるとやはり自分はダメなんじゃないか?と心が折れかける時ってくると思うんですよね。
もちろん無理をしすぎないと言う前提ですが、自分のメンタルタフネスを強化するのも一つの対策として有用だと思うのです。

「反応しない練習」

仏教のブッダの考え方を元にした、どうやって悩みを消すのか?について書かれた本。変な宗教っぽさはなく、ムダな反応をせずいかに自分の悩みを解決していくかが書かれており、合理的な判断をもとに書かれた話が多い。論理的に納得できる内容が多かったので、すんなり理解できた。

最後に

今回はコンサル業界で生き残るために役立った本というテーマで書いてきましたが、今後はキャリアを考える上で役立った本やマネジメントする立場になるときに役立った本なども整理していこうと思います。

今後もお付き合いいただけると嬉しいです。

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