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殺しの館【ゲームレビュー】

評価

★★★★☆

ストーリー

ある地元のニュース班が、処刑された連続殺人犯アンソニー・スミスの古い廃屋へと侵入し、センセーショナルな幽霊屋敷の番組を作り上げようと計画する。
しかし、あの悪名高きイースターの切り裂き魔は本当に死んでいるのか?
それとも実は生きていて、廃屋の中で来た者をひとりずつ抹殺しようとしているのか?
果たして生き残るのは誰か、そして何が残るのか?

概要

多くのB級ホラーゲームを製作しているインディーゲーム会社"Puppet Combo"から2020年にリリースされたホラーゲームです。
プレイヤーはTVクルーの1人を操作し、殺人鬼がうろつく廃屋からの脱出を目指します。

感想

同開発元の"Nun Massacer"と比較すると主観視点から三人称視点への変更、グラフィックの質の向上、ストーリー性の追加などかなり進化していました。

80年代のホラー映画やPS1時代のホラーゲームのような雰囲気は相変わらず最高。
VHSを模したメニュー画面もクールですね。

©Puppet Combo

グラフィックはフィルターに種類があって、気分にあった雰囲気でプレイできます。
画像は上からフィルターなし、PSX、VHS。他にも複数。

©Puppet Combo
©Puppet Combo
©Puppet Combo

基本的には一軒家で殺人鬼から逃げつつ、廃屋からの脱出を目指し探索をしていくというシンプルな流れで、サクッとプレイできます。

残念なのは、かなり癖のある操作性と雰囲気ブチ壊しのモザイクです。
操作はいわゆるラジコン操作で、小回りが利くわけでもないので、慣れるまで(慣れても)大変だし、ここでつまづいて止めた人も多そう。
(バイオとかサレントヒルとかやったけどこんなもんだっけ?)

モザイクは殺害シーンで大胆にかけられてて何が起こっているか全くわからないし、かなり萎えました。
ただでさえ粗いポリゴンなのにモザイクかける必要あるかこれ?
Switch版が一時期販売停止になってたらしいけど、それの影響かな?

©Puppet Combo

操作性さえ慣れてしまえばかなり質のいいホラーゲームです。
B級ホラーが好きな人には特にオススメしたいです。
値段も安いし。

トレーラー

公式サイト

https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP6727-CUSA30464_00-2007495638272998


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