ダーウィンの進化論
「強いものが生き残るのではない、変化できるものが生き残る」
そんなかんじのやつだ。詳しくはちゃんと読んだことがないので知らない。
たまーに思い出すコレについてちょっとはなしてみよう。
もともと、開発系のお仕事をしていた私は、出張という名目で技術セミナーや講演にちょいちょい参加することができていた時期があった。
ある年、愛知県で開かれた講演で某大企業がプレゼンを行い、「やっぱ大企業は進んでいるなー」と感心しつつ聴講していた際、講演者が
「強いものが生き残るのではない、変化できるものが生き残る」
という内容で締めくくった。恥ずかしながら当時の私はそれを知らなかったので、プレゼンそのものよりも最後の一言に感銘をうけた。
事実、数年たったいまでも覚えている。
・・・・
その内容を持ち帰り、報告書の最後には所感として、あますことなくダーウィンについて語った。ミーティングで詳細を説明をした時には「”変化できないうちの会社は生き残れないなー”と思いました」といったら、大笑いを頂いた。
その後、当時も部長が同じように
「強いものが生き残るのではない、変化できるものが生き残る」
といって、部の士気を高めていることがあった。
自分より一回りふたまわり上でそれ相応の肩書を持っている人間がいうと、なにか考えるものがある。
たぶん組織においてもそうなのだろう。
・・・
しかし、ここで一つ問いたい。
強くて変化できるものがいたらどうなる。そんなやつにどう対抗すればいいというのだ。
家にいる一匹の猫は強く、適応能力も高い。一方、もう一匹はのんびり屋で、ストレスで血便が出るくらいだ。
進化とは関係なく、守りたい命。プライスレス。
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