20歳になるみたい

ついこの前、成人式に出た。
ネイビーのスーツに赤と青のオシャレなネクタイを身につけて、新しく買ったアウターを羽織って。
はたまた、かかりきらなかったパーマを頭の上に乗せて。これが自分らしい。

大人になったのか、
子供のままなのか。
そんなのは考えこっちゃないけど、
スーツは似合わない。
だから、まだ大人じゃないんやと思う。
そうやとしても、もう20歳。やっと20歳。
はやく20になりたかったのか、まだ10代のままが良かったんか、節目に近づけば近づくほど分からなくなっていた。

成人式で久しぶりに会う友人と話していると、
もう社会人として働いている人もいれば、
大学生なのに社畜のように働く人、
めっちゃ遊んでる人、
ほんとに多種多様。
こういうのを聞けば聞くほど、20という歳に実感がわいてくる。お酒が飲める歳というのもその実感のひとつだ。

そんな自分も大学生になってから、20歳になるまでにひとつの夢ができた。

バンドを組んで本気でやってみたい。

大学生になって、好きだった音楽の延長線上で、よくLiveにいくようになった。
そこで得るものが自分にとって大きすぎて、完全にバンドマンの虜になった。その人たちの目を見てると、本気でやってるのがめっちゃ伝わってきて、すごくワクワクするのだ。

そんなバンドに魅了され、まんまと4ヶ月前ギターを買った。下手くそすぎて話にならなかったが、今はバンドを組んでいる。

1回本気で取り組もうと思ってる。
大学の勉強もあるし、就活も始まるが
それも並行してやっていくつもりだ。
ただ、それは全部バンドのため。

節目の20歳は、バンドに捧げる。

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