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サウンドトラックの魅力

音楽を聴くなかでも、サウンドトラック(サントラ)を聴く割合が高くなっています。

よく聴くのはアニメのサントラなのですが、特にハイキューと呪術廻戦が好きです。
サントラに惹かれる要素を考えてみました。

※素人の感想を含みますのでご注意ください。ややマニアックです。

  • シーンに合った雰囲気
    イメージしやすいのは学校や戦闘シーンでしょうか。
    学校というとベタですが「青春」がイメージされがちです。
    疾走感があって爽やか、シンプルな雰囲気の曲が合いそうですよね。
    また戦闘シーンは激しさや尖ったイメージがあります。
    迫力のある音量や耳に残る独特な音、何かがぶつかるような音が似合いそうてす。

  • 特有のサウンドやリズム
    上の流れで言うと戦闘シーンでしょうか。
    キャラクターの強さや技、戦う場所の特性に合わせた音作り。
    それらを組み合わせて曲になっているのが面白いです。

  • 繰り返し使われたときの胸熱さ
    サントラも一発屋という訳ではないと思うんです。
    最初に負けてリベンジする試合、同じ技を放つときなど。
    同じ曲が繰り返し使われるシーンは、キャラクターの成長が見られてジーンとくることもあります。
    (よほど効果的に演出したい場合は、一回だけ使用することもあるのかもしれません。)

  • クリエイターの曲風
    今更ながら最近完結した「僕のヒーローアカデミア」を見始めました。
    アニメを見ていて「このサントラ聴き覚えがあるな?」と思ったんです。
    調べるとハイキューのサントラを担当されている林ゆうきさんが、ヒロアカも担当されていることが分かりました。
    作曲家の曲風で分かるとは。。少し通になった気分になりました。

  • 作品以外での使い回し
    テレビ番組でもBGMが使われます。
    耳を澄まして聞いてみると、好きな曲が流れているかも!
    作品以外で自分の好きな曲を耳にすると嬉しくなりますね。



ハイキューはアニメ4期の稲荷崎高校戦のサントラが、これまでの曲の雰囲気とは変わってイケイケな感じなのが面白いです。
林ゆうきさんと共同作業されている橘麻美さんが、イケイケな曲のひとつを解説されている動画があるので紹介します。


こうやって曲が作られていくんだなあ。と社会科見学した気分になります。

呪術廻戦のサントラは電子系の音が多い印象です。
だからこそ楽器の音では出せない独特なリズムが生み出せるのでしょう。
英語の詞やラップと音を合わせたものもあり、おしゃれで斬新だと思いました。

私のお気に入りは虚式「茈」(きょしき「むらさき」)です。
アニメでは五条悟が必殺技を放つシーンなのですが、だんだんと色んな音が重なって厚みが増すところが、技が放たれる盛り上がりと合わさって好きです。

日常回(笑える回)とシリアス回の振り幅が大きい作品ほど、曲を作るための手札(音の種類やツール)も多いんですかね。

映画やドラマでも同じことが言えそうです。
シリーズ化すると次のシリーズで過去の曲の進化形が作られていくのもまた魅力だと思います。

私が聴いているのはサントラ界の本当にごく一部です。
好きな作品のサントラが出ていたら、ぜひ聴いてみてください。
まだ気づいていない面白さが見つけられたら、作品をもっと好きになるはず。
そのくらいサントラは奥深く魅力的なものだと思うんです。

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