東京オリンピック2021?

東京オリンピック延期になりましたね。来年の夏までに開催ということで検討中のようですが、春に開催する「サクラ五輪」の可能性も複数のIOC委員から出ているとか。(※1)

実はオリンピックを語るほど大して関心を寄せてなかったのですが、2年くらい前に知人がボランティアに参加することを知り、関心を持つようになりました。

とは言ったものの、オリンピック景気に乗っかってビジネスチャンスはないかと邪な気持ちを抱いてのスタートでしたが(笑)

その時買った本がこちら💁‍♂️

あからさまなタイトル(笑)僕のような無教養人が飛びつくにはバッチリです。

失礼しました(笑)ではここで、LINEにて先の知人(めいさん)からコメントをいただいたのでそのやりとりを紹介します。

■即席取材

すーしゅん
東京オリンピック延期になりましたが率直な感想を聞かせてください。

めいさん
私は中止は残念だけど延期ならまた応募しようくらいに考えていました。

すーしゅん
意外と軽いですね(笑)

めいさん
それよりも世界でコロナが蔓延してきた状況なのに「予定通りやるつもりです」的な内容がボランティア事務局からアナウンスされ続けていたので、「いやいや!むりでしょ!まっとうな感覚を持った人は事務局にいないのか?!」って思ってました。

すーしゅん
ごもっともで(笑)どのような通達があったんですか?

めいさん
ボランティアには大きく2種類あって、市が主体の都市ボランティアからは「可能ならば引き続きボランティア活動をお願いしたい」と連絡がきました。

もう一つの大会組織委員会主催の大会ボランティアからはまだ何も連絡がきていません。

あと準備のためにすでに莫大な経費がかかっているはずです。仮に「チケット代金払い戻ししろ〜」となれば大変だなと思っています。

すーしゅん
と言うと?

めいさん
チケット購入者からすると、払い戻しは当然の要求です。しかし、運営側からすると既にかけた経費分を回収できないことになるので、大赤字になるんじゃないかと。

すーしゅん
なるほど。たしかに、朝刊によると全体では一時的に6500億円の経済効果が失われると書いてありました…尚更延期で良かったですね。

※このやりとりの後に以下のことがわかりました。

ボランティア当事者の知人は現実的な思考の持ち主でした。僕はてっきり悲壮感漂うインタビューになると思ってましたが(笑)若干、次の展開に行きづらくなりましたが無理矢理持ってきますね(笑)

■前向きに考える


人それぞれオリンピックへの思いは違えど、待ち焦がれていた人にとっては尚のこと新型コロナは厄災だったのではないでしょうか。多くの方が落胆されていることと思います。

でも、ここはポジティブに考えて「中止になったわけではない」、「延期の分楽しみにできる期間が増えた」ととらえるのはどうでしょう!?

先日の投稿した記事にて、ハラリ氏の著書から「人類がこのような催しを計画できることにこそ、大きな誇りがある」との一節を紹介させていただきました。これは、完全ではないにしろ「おまえの国のような連中と同じ土俵に上がれるか!」という考えが無くなったことを意味しています。

歴史の中ではそのような考えを持ち、人を見下し、蔑むことが当たり前だった時代の方が長かったことを考えると、同じ価値観でそのような催しができることって何て素晴らしいんだろう!と思いました。

それから、過去には戦争でオリンピックが中止になったこともあるようなので、延期になってもオリンピックを開催できる状況なら一応の平和が保たれていると言えそうですよね。

オリンピックの別名、平和の祭典たるゆえんはこのあたりにあるのでしょうか。

地球人の一員として、これからずっとオリンピックを開催できる世界であってほしいと祈るばかりです。


※1:産経新聞、2020年3月26日朝刊

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